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しまなみ海道をレンタサイクルでサイクリング〜羽田から出発【前編】

※この記事は2018年4月1日に公開されたものを2021年5月に更新したものです。

こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部のクリスです。いよいよサイクリングシーズン突入です。

今回ご紹介するのは、世界的に有名なサイクリングの聖地、しまなみ海道です。

僕が初めてしまなみ海道を走ったのは大学生の時でしたが、それ以来5度訪れるほど、魅力溢れるサイクリングコースです。

そんな何度走っても楽しいしまなみ海道ですが、今回は週末の土日を使った『レンタサイクル』による1泊2日のおススメコースをご紹介します。

羽田空港からサンライズ糸山へ

7:25 羽田空港

▲羽田~松山経由で今治を目指します

今回は東京の羽田空港から松山空港入りし、今治市からしまなみ海道を楽しみたいと思います。

朝7:25、羽田空港発の飛行機で松山空港に向かいます。自宅からは始発電車でも飛行機の出発時刻に間に合わないので、調布駅からリムジンバスを利用しました。

9:00 松山空港

▲松山空港です

9:00に松山空港に到着しました!

松山空港からJR松山駅へのアクセスには、リムジンバスを利用します。

リムジンバスは9:10に出発します。空港到着ロビーからまっすぐ外に出て、すぐ左手にリムジンバス乗り場があります。自動券売機でチケットをあらかじめ購入します。JR松山駅前までの料金は630円です。

※最新情報は公式サイトからご確認ください。

9:25 JR松山駅

▲JR松山駅からは鉄道を使います

JR松山駅に到着したら、松山駅9:34発のJR予讃線 伊予西条行き(1番ホーム)に乗ります。今治駅までの料金は970円、所要時間は1時間14分です。

上記では乗換時間が足りないという方は、次の10:21発しおかぜ14号高松行を利用しましょう。今治駅までの料金は1,500円、所要時間は38分(10:59着)です。※最新情報は公式サイト等でご確認ください。

10:38 JR今治駅

▲JR今治駅に到着です

今治駅に到着しました!

今治駅からレンタサイクルを借りるサンライズ糸山までのアクセスは、バスかタクシーになります。バスを利用する場合は今治駅前2番乗り場から展望台入口まで12分ですが、出発時刻を見てみると、9:58発もしくは13:20発しかありません。

なので、今回はタクシーを使いました。今治駅からサンライズ糸山までは、タクシーでおよそ10分、料金は2,000円程度です。4人で乗り合わせれば一人500円ですね。

11:00 サンライズ糸山

▲サンライズ糸山 来島海峡大橋が目の前です

11:00、サンライズ糸山に到着しました。サンライズ糸山にはレンタサイクルだけでなく、シャワールーム、コインロッカー、コインランドリーなど、サイクリストにとって嬉しい設備が充実しています。自転車を室内に持ち込める宿泊施設も併設されているので、泊まりでのサイクリングのスタート地点にすることもできます。

▲レンタサイクルの種類はクロスバイクのほか、電動アシストやタンデムもあります
▲ヘルメットは無料でレンタルできます

自転車の種類はいくつかありますが、今回はクロスバイクをレンタルします。料金は1日1,100円+保証料金1,100円/台の計2,200円です。

1日利用であることを考えるとリーズナブルですね!ちなみに、レンタサイクルはゴールデンウィーク期間を除いて予約が可能です。またヘルメットを無料でレンタルできるのもありがたいです。



※2021年7月1日より、レンタル料金が1,100円→2,000円に改定予定となっています。

なお、保証料金は、自転車をレンタルした場所と同じ場所、もしくは同じ島内に返却する場合に戻ってくる仕組みです。(今回は乗り捨てなので、対象外でした)

▲クロスバイクとヘルメットをレンタルしました(ウェアは持参です)

自転車とヘルメットを借りて、準備完了!

ー次のページに続きますー

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レンタサイクルを利用した、しまなみ海道サイクリングレポート

11:30 サイクリングスタート 尾道まで70km

▲1つ目の橋である来島海峡大橋(延長4.1km) 今治と大島をつなぐ

レンタサイクルも借り、いよいよ出発です!

今回はしまなみ海道サイクリングコースのゴール地点である尾道市(向島運航渡船)をゴールとして目指します。

まず、サンライズ糸山の目の前にドーン!とあるのが、最初に渡る来島海峡大橋です。世界初の三連吊橋でその延長は4.1km。しまなみ海道で通過する6つの橋のうち、最も大きな橋になります。

▲ループ橋をぐるっと回って来島海峡大橋に入ります

サンライズ糸山を出発し、まずは目の前のループ橋を通って来島海峡大橋に入ります。

▲来島海峡大橋を自転車で走ります 絶景ですね

こちらが来島海峡大橋。高さは60mほどあり、まさに絶景です!これだけでしまなみ海道に来た甲斐がありますよ!

▲橋の上からは瀬戸内の美しい島々を見渡すことができます

12:05 大島 あずまやにて休憩 (尾道まで残り64km)

▲大島のあずまやで休憩 ここからの景色も絶景です

来島海峡大橋を渡ると大島に入ります。橋から島へ下りる途中にあずまやがあり、休憩スポットになっています。ちょっとここで一息つきました。

▲ちゃんとバイクラックも設置されています

大島に入ると、すぐ右手に「道の駅 よしうみいきいき館」が現れます。海の幸の七輪バーベキューが楽しめます。ここで食事するのもアリでしたが、今回はそのまま通過しました。

名前 道の駅 よしうみいきいき館
住所 愛媛県今治市吉海町名4520-2
電話 0897-84-3710
時間 9:00~17:00(レストランは10:00~16:00)※新型コロナウイルスの影響により、時短営業や臨時休業を行っています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
URL こちら
▲しまなみ海道サイクリングコースには3つの道の駅が登場します

愛媛県のサイクリングコースの特徴といえば「ブルーライン」です。これは、コースの出発地点からゴール地点まで車道上に引かれた青いラインです。

しまなみ海道の場合は、今治~尾道までのサイクリングコースが示されているので、ブルーラインに沿って走れば、尾道にたどり着けるわけです。初めての人でも分かりやすくて安心ですね!

また、コースの沿道には道案内の看板が立てられていて、周辺のおすすめスポットの情報も確認することができます。

▲ブルーラインに沿って尾道へ向かいます

12:45 石のカフェ ここまで15km(尾道まで残り55km)

▲オシャレな佇まいの「石のカフェ」 バイクラックもあります

しばらく大島を走ると、途中左手にステキなカフェを発見しました。

▲サイクリング中のアイスって本当においしいですよね

良い雰囲気なのでちょっと休憩しました。大島の特産である大島石で作られたオシャレなカフェで食事もできます。今回はアイスクリームを食べました。

名前 石のカフェ
住所 愛媛県今治市宮窪町宮窪5216-8
電話 0897-72-9253
時間 10:00~17:00(木・金定休)
URL こちら(食べログ)

石のカフェを出発したら、二本目の橋 伯方・大島大橋はすぐそこ。延長は約1.1kmです。

▲ファミリーで楽しむ人も沢山いました

13:15 道の駅伯方S・Cパーク ここまで21km(尾道まで残り49km)

伯方・大島大橋を渡ると、伯方島に入ります。橋から伯方島に下りると、すぐ左手に道の駅伯方S・Cパークが現れます。

▲鯛塩ラーメン 税込1,100円

今回は道の駅の中にある「マリンオアシスはかた」で昼食をとることにしました。瀬戸内といえば鯛!ということで今回注文したのはコレ、鯛塩ラーメン(税込1,100円)。

サイクリングで失ったエネルギーと塩分を補給するのにラーメンはおススメです。

名前 道の駅 伯方S・Cパーク「マリンオアシスはかた」
住所 愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-1
電話 0897-72-3300
時間 9:00~17:00(レストランは10:00~15:00)※新型コロナウイルスの影響により、時短営業や臨時休業を行っています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
URL こちら

しまなみ海道サイクリング〜後編に続く!

しまなみ海道をレンタサイクルでサイクリングした様子の前編をお届けしてきましたが、いかがでしたか?

後編ではしまなみ海道のゴール地点である向島運航渡船や、尾道市街地で観光した時の様子をお届けしています。お楽しみに!

また、しまなみ海道を“手ぶら”でサイクリングを楽しみたい方は荷物を現地に配送できる「手ぶら観光サービス」も便利です。ぜひ下記の記事もチェックしてみてくださいね。

【今回のサイクリングコースはコチラ】
しまなみ海道サイクリングロード|TABIRIN

Cycle Route 5680354 – via Bikemap.net Open Route in Bikemap App

(執筆:クリス)

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