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淡路島のキャンプ場でリゾート気分を味わおう〜離島ならではのサイクリングの楽しみ方も紹介

瀬戸内海に浮かぶ島の中で最大の面積を誇るのが淡路島です。全国からレジャーで毎年多くの人が訪れることでも有名です。

この記事では淡路島とはどのような島か、そして淡路島にあるキャンプ場について様々な角度からご紹介していきます。

兵庫のハワイ!淡路島ってどんな島?

淡路島は小さな離島ですが、人口13万人を誇る日本でも人気の観光地です。

至る所に「ヤシの木」が植えられており、まるで南国に来たかのようなその風景から「兵庫のハワイ」とも呼ばれています。

本州側は兵庫県明石市、四国側は徳島県鳴門市とつながっており、両側からのアクセスがしやすいのも特徴です。

3つの市があり、明石市側は淡路市、距離的に和歌山県和歌山市が近いところにあるのが洲本市、鳴門市側にあるのが南あわじ市となっています。

鳴門市側では、潮位差によって発生する鳴門の渦潮が有名です。淡路島側からも船が出ており、目の前で鳴門の渦潮を見ることもできます。

淡路島は神が生まれた場所?

古事記や日本書紀では、日本に陸地がない中で最初に誕生したのが淡路島であると紹介され、「淡路島で神が生まれ、ここから日本が始まった」と書かれています。

そのため、淡路島には日本最古の神社である伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)をはじめ、由緒正しい場所が点在します。

現在淡路島は兵庫県に属していますが、江戸時代までは阿波国、現在の徳島県に属していました。しかし、阿波国を任せられた蜂須賀家と稲田家で対立が生じ、それが原因となって廃藩置県後、徳島県ではなく兵庫県に編入されることになりました。

淡路島定番の観光スポット3選

インスタ映えがしそうな場所、訪れたことが一生の思い出になりそうなスポットが淡路島にはあります。

その中でも、厳選した3か所の観光スポットをご紹介します。

兵庫県立あわじ花さじき

兵庫県立あわじ花さじきは、淡路島の北部にある花の公園です。明石海峡大橋が開通したのをきっかけに開園し、2020年3月にリニューアルオープンされて県立公園になりました。

リニューアルオープンでは空中回廊が新設され、花さじきテラス館と展望デッキとの往来がしやすくなりました。デッキから見える景色は圧巻ですので、淡路島に来たらぜひ訪れたいスポットです。

淡路島モンキーセンター

画像出典:淡路島モンキーセンター公式HPより

淡路島モンキーセンターは、淡路島に生息する野生ザルの生態を観察できる観光スポットです。淡路ザルの研究が行われており、実際に大阪大学が研究を行っています。

高速道路や市街地から外れた、海岸線沿いにあります。自転車で潮風を感じつつ、サイクリングの途中に立ち寄るのがおすすめです。

道の駅うずしお

画像出典元:道の駅うずしおHPより

道の駅うずしおでは淡路島の食材やお土産などが販売されています。

中でも施設内のレストランでは鳴門大橋とうずしおを眺めながら、淡路島名産とらふぐや淡路牛を使った料理などを味わうことができます。

小腹が空いた方には淡路島産のタマネギを使った『あわじ島バーガー』もおすすめです。

慶野松原(けいのまつばら)

慶野松原(けいのまつばら)は、およそ2km以上にわたって伸びる砂浜に数万本の松が生い茂る淡路島屈指の景勝地です。

夕日の沈む時間には、その情景を写真に収めようと、たくさんの観光客が集まる人気のスポットです。

サイクリングには…淡路島の海岸線を走るのがおすすめ!

淡路島は面積が広いだけでなく、本州と四国を結ぶように縦長な形をしています。海岸線は203kmあり、サイクリングでも走りごたえがあります。

一部海から離れる部分もありますが、沿岸の道路の大部分は海に接しており、車や自転車を使ってぐるりと一周することも可能です。

一方で、海から少し外れたところに観光スポットがあったりと、車よりも自転車の方が観光しやすいエリアでもあります。自転車と車を上手く使い分けて観光するのがおすすめですよ。

淡路島のレンタサイクルスポット一覧

淡路島にあるレンタサイクルスポットをご紹介します。以下では、レンタサイクルの受付場所から料金まで紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

淡路島サイクリングのレポート紹介

TABIRINには淡路島でのサイクリングに関するレポート記事があります。淡路島での「自転車女子会」の様子や、高速船「ジェノバライン」に乗って淡路島を訪れた記事などがありますので、こちらもおすすめです。


一生忘れられない旅になる淡路島のおすすめキャンプ場5選!

海に囲まれ、自然もいっぱいな淡路島では、大自然を存分に感じられるキャンプ場も有名です。

全国からキャンプ目当てで淡路島に訪れる人もいるほどです。

以下では、淡路島のキャンプ場を5つご紹介します。

マウントレイクキャンプ場

画像出典:マウントレイクキャンプ場公式HPより

マウントレイクキャンプ場は、山と湖に囲まれたキャンプ場です。

オフロードを車やバイクで走行するアクティビティがあり、自転車での走行は無料です。

このキャンプ場の中には遊歩道があり、自転車で走ることも可能です。

自転車で美しい山と海の景色を楽しみましょう。

住所 兵庫県洲本市五色町鮎原中邑167番地
開園している時期 1年中
料金情報 詳しい料金情報はこちらをご覧ください。
シャワー/温泉 あり
トイレ あり
URL 公式URL

吹上浜キャンプ場

画像出典:神戸観光壁紙写真集より

吹上浜キャンプ場は淡路島の南部にあるキャンプ場です。

すぐ近くには吹上浜海水浴場があり、キャンプを楽しみながら海水浴が行えるキャンプ場となっています。

テントやマットなど必要最低限なものもレンタルできるので、「手ぶらでキャンプをしたい!」という方にはぴったりなキャンプ場です。

住所 兵庫県南あわじ市阿万吹上町113番地1
開園している時期 4月末から9月末
料金情報 詳しい料金情報はこちらをご覧ください。
シャワー/温泉 あり
トイレ あり
URL 公式URL

FBI-First class Backpackers Inn.AWAJI

画像出典:FBI-First class Backpackers Inn.AWAJI公式HPより

FBI-First class Backpackers Inn.AWAJIは、元々あったキャンプ場をリノベーションして復活させた、レトロな雰囲気が漂うキャンプ場です。

一度閉鎖されたものの、利用してきた人たちが跡地を買い、手作りのキャンプ場を作り上げました。

テントでのキャンプが行えるのはもちろん、初心者でもすぐに利用できるキャビンもあります。

住所 兵庫県洲本市五色町鳥飼浦2359
開園している時期 1年中
料金情報 詳しい料金情報はこちらをご覧ください。
シャワー/温泉 あり
トイレ あり
URL 公式URL

淡路じゃのひれオートキャンプ場

画像出典:淡路じゃのひれオートキャンプ場公式HPより

淡路島南部の南あわじ市にある淡路じゃのひれオートキャンプ場では、SUPや農業体験、イルカとの触れ合いや海上にある釣り堀での釣りなどなど、様々な体験が行えます。

手ぶらでのバーベキューが行えるほか、レストランでは淡路島名物の玉ねぎを使った絶品料理をいただけるなど、淡路島ならでの楽しみ方ができるキャンプ場です。

住所 兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660−8
開園している時期 1年中
料金情報 詳しい料金情報はこちらをご覧ください。
シャワー/温泉 あり
トイレ あり
URL 公式URL

休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場

画像出典:休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場公式HPより

休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場は、すべての場所にAC電源や水道が完備されたキャンプ場です。

手ぶらで楽しめる「手ぶらサイト」では、テントや寝袋、バーベキューセットなどがあらかじめ用意されており、必要最低限の荷物だけでキャンプができます。

近くにあるテントの目の前は青い海が広がっており、景色も最高です。

住所 兵庫県南あわじ市福良丙870-1
開園している時期 1年中
料金情報 詳しい料金情報はこちらをご覧ください。
シャワー/温泉 あり
トイレ あり
URL 公式URL

淡路島の大自然を満喫しよう!

淡路島は山にも海にも恵まれた場所であり、山と海の織りなす絶景やアクティビティが楽しめます。サイクリングにも最適で、淡路島の海岸線周辺には宿泊施設がたくさんあります。

ただし現在 (2020年10月)淡路島のキャンプ場はコロナの影響もあり、予約制のキャンプ場も多いため、事前に予約をしておくことをおすすめします。

その中で、数日間の日程で淡路島全体を楽しむような計画を立てれば、きっと淡路島を最大限に満喫できるでしょう。

淡路島の大自然や美味しい空気をぜひともキャンプを通じて感じ取っていきましょう!

TABIRINでは淡路島のある兵庫県のサイクリング情報も公開中です。

またサイクリングに便利な『旅×自転車情報』を発信しています。

淡路島のコースも『コース・マップ検索』『都道府県検索』で検索が可能になっているので、淡路島でのサイクリングはもちろん、旅のお供にぜひ活用してみてくださいね。

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