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【北海道】まるでイギリスのホワイトクリフ!霧多布周遊サイクリングコース100km旅|釧路・根室地域サイクリング紀行#2《PR》

TABIRINでは、きたるアフターコロナ社会に向けて、ウィズコロナの現在だからこそコロナ禍における観光情報を発信する3つの意味を持って、情報をお届けしています。

今回は釧路・根室地域サイクリング紀行の第二弾。

まるでイギリス サウス・ダウンズ・ウェイのホワイトクリフのような、絶景の断崖と丘がつづく、知られざる100kmのサイクリングコースをご紹介します!

The South Downs Way (England)
▲イギリス サウス・ダウンズ・ウェイ

過去に6年間、道東地域の地に住んだ筆者も、釧路・根室地域(釧根地域)にこんな絶景のルートがあったとは驚きでした。

このコースについて
  • 特徴:イギリスのホワイトクリフを彷彿とさせる、海と丘と断崖の絶景を楽しむ中級者~上級者向けコース。
  • 距離:107km
  • 所要時間目安:7時間45分程度(休憩含む)
  • 獲得標高:847m

  • 備考:このコースはJR根室本線の沿線を走るので、輪行することも可能です。

釧路・根室サイクリング紀行#1はこちらをご覧ください。

なお、この他の釧路・根室地域のサイクリングルートは、以下のボタンより確認できます。

ルート情報はこちら

釧路・根室地域の基本情報

釧路・根室地域の気温などの基本情報はこちらの記事をご覧ください。

 

1.霧多布岬キャンプ場|9:30発

0km地点 スタート 今回もスタート地点は、日本で最も東に位置する岬の上のキャンプ場、「霧多布岬キャンプ場」です。

朝方晴れ間を見せていた空は、走り出すころには釧根地域らしい曇り空となり、ときおり湿り気を含んだ空気を海風が運んできます。

本日走る「霧多布周遊サイクリングコース」は、釧路と根室をつなぐ国道44号を極力走らず、クルマ通りが少ない絶景のルートを選んだもの。

出発時刻は昨日よりも少し早い9:30。距離は昨日の倍となる約100kmです。

本日は地元のサイクリストの皆さんとご一緒することに。

そして、サポートカーとして、当地域のサイクルツーリズムに取り組む有限会社阿寒観光ハイヤーさんのご支援も。

この時期恒例の昆布漁を終えた街には、家族総出で収穫した昆布を軒先に干す光景が広がります。聞いたところによると、かつて地元の学生は昆布漁の日には学校を休むこともあったそうです。

 

2.北太平洋シーサイドライン|10:10着

10km地点 霧多布の市街地を後にし、道道142号根室浜中釧路線に入ってすぐのトンネルを抜けると、ここから25kmほど海岸沿いのサイクリングが始まります。

北太平洋シーサイドラインとも呼ばれるこの道は、十勝の広尾町から根室市の納沙布岬までの約300kmのルートの総称。特に、この道道142号区間はドライブコースとしても人気です。

海沿いとはいえ、平坦な市街地とは打って変わって、海抜0m程度から50~60mほどのアップダウンを繰り返していきます。本日のコースのハイライトの一つである、断崖の絶景もこの沿線となります。

徐々に断崖が見え始めてきました。

まるでイギリスのホワイトクリフを思わせるような、海と丘と断崖!!かつて6年間、道東地域に住みサイクリングの日々を送った筆者も、釧根地域にこのような絶景のルートがあるとは知りませんでした・・・!

左手には、放牧された馬や湿地、草原が広がり、右手には海と断崖。もっと晴れた日には清々しいほどの絶景になるんだろうなと思いつつ、湿り気のある曇り空でも十分に絵になるのは、この地域ならではでしょうか。

ちなみに晴れた日にはこんな景色が楽しめます。

時折すれ違う、自転車旅行のサイクリストに会釈をしたり、すれ違うバイカーと手を振りあったりできるのも北海道のサイクリングの醍醐味でもあります。

そしてこの日は運が良いことに、野生の丹頂鶴(タンチョウヅル)も(写真は若干遠いですが)!

実は生を見るのは初めてで、感動でした!

シカ、キツネ、ウマ、牛、ツル等、とにかく動物との遭遇には事欠きません。

 

3.JR根室本線沿線の道|11:15着

35km地点 初田牛(はったうし)という、いかにも北海道らしい地名で海岸沿いの道とはお別れ。

ここからは10kmほどJR根室本線と並行する道路を走っていきます。ここまでのくねくねでアップダウン基調の道から、今度はまっすぐな下り基調となります。ほとんどクルマも通らないため舗装の状態も良く、サイクリングに最高の道です。

JR根室本線は、日本とロシアの文化が入り混じる本土最東端の街「根室」に続く、ロマンあふれる路線です。本日の休憩地点でありランチポイントでもある道の駅「スワン44ねむろ」まではあと5kmほど。下り基調の中、軽快に進んでいきます。

 

4.道の駅「スワン44ねむろ」|12:00着

50km地点 道の駅「スワン44ねむろ」は本土最東端の道の駅。

道の駅の裏手には、ラムサール条約に登録された風蓮湖(ふうれんこ)と春国岱(しゅんくにたい)が広がっています。高山植物や塩生植物、さまざまな野鳥を観察できる人気のスポットでもあります。

春と秋にオオハクチョウが羽を休め、春から秋にかけてはタンチョウヅルが子育てをし、冬にはオオワシやオジロワシが飛来します。この日はあいにく野鳥を見ることができませんでしたが、訪れた際には是非観察を楽しんでみてください。

道の駅管内は、風蓮湖側がガラス張りになっていて、管内からも湖を望むことができます。

この日は道の駅開館20周年ということで「開館20周年フェスティバル」も開催しており、レストランのメニューも特別バージョンでした。

こちらが特別メニューの「ローストビーフとクラムチャウダー」。

私は迷いに迷って「花咲がにラーメン」を注文。カニの風味がしっかりでていながら上品な優しい味わい!間違いのないチョイスでした。

そして、根室の名物といえば「エスカロップ」。これは、ケチャップライス、もしくはバターライスに豚カツを乗せ、ドミグラスソースをかけた料理です。このご当地グルメもおススメです。

さて、実は筆者は時間の関係で参加できたのはここまでだったのですが、もちろん後半のコースもご紹介していきます。

 

5.明郷 伊藤牧場 グラッシーヒル|14:25着

68km地点 国道44号を釧路方面に戻り、厚床から国道243号「パイロット国道」を北上していきます。「パイロット国道」の名称は、昭和31年頃、この地域で行われた近代的な機械によるパイロットファーム(実験農場)に由来しているそうです。

パイロット国道を3kmほど北上したところにあるのが、「明郷 伊藤牧場 グラッシーヒル」。ここで売られているソフトクリームが絶品なのです。昨日食べたコープはまなかのタカナシを使ったソフトクリームが濃厚な味わいなのに対し、こちらはさっぱり爽やかな味わいとなっています。

お店によって異なる味わい、でもどれも絶品なのは、北海道あるあるですね。

 

6.浜中駅|16:00着

90km地点 伊藤牧場から再び霧多布に向けて折り返していきます。ここから20kmほどは、北海道らしく広がりのある風景の中でのサイクリングとなります。

国道44号に並行する道道988号貰人姉別原野線(もうらいとあねべつげんやせん)に入ると、再びJR根室本線に沿って5kmほど。姉別の市街地を抜け、国営農地開発道路(浜中・姉別間道路)に入ります。クルマが少なく、緩やかにアップダウンを繰り返す道を10kmほど走ると浜中町の市街地に到着します。

浜中駅ではルパン達がお出迎えです。

ここからゴールの霧多布キャンプ場まで17kmほど。スーパーで補給を買っておくのもよいでしょう。

 

7.霧多布岬キャンプ場|17:15着

107km地点 ゴール 浜中駅から霧多布市街地へ再び戻り、再び霧多布岬キャンプ場への道を上ってゴールです!

走行距離は約107km、所要時間は約7時間45分のサイクリングコースでした。

 

周辺の温泉やキャンプ情報

#1の記事にて紹介していますので、こちらをご覧ください。

浜中町へのアクセス

釧路空港からクルマ利用の場合
浜中町まで約100km

女満別空港からクルマ利用の場合
浜中町まで約160km

中標津空港からクルマ利用の場合
浜中町まで約70km

苫小牧港からクルマ利用の場合
浜中町まで約360km

札幌駅からJR利用の場合
札幌駅→釧路駅(約350km・4時間30分)→浜中駅(約80km・1時間30分)

新千歳空港からJR利用の場合
釧路駅まで(約300km・約4時間)→浜中駅(約80km・1時間30分)

釧路市からバス利用の場合
こちらよりご覧ください。

釧路駅から根室地域間はJR根室本線を活用した輪行もおススメです。

釧根地域の空の玄関口は「たんちょう釧路空港」。空港の愛称の由来でもある丹頂鶴(タンチョウヅル)はこの地域のシンボルです。

飛行機利用の場合、北海道の翼「AIRDO」はコストパフォーマンスが高くおススメです。

北海道の6都市(札幌、旭川、函館、女満別、帯広、釧路)に路線展開をしており、東京・羽田空港からひがし北海道へのアクセスには、釧路空港または女満別空港間で1日2便運航されています。

▲AIRDOのマスコット「ベアドゥ」

●釧路空港サイクルサポート情報

●釧路サイクルツーリズム推進協議会

 

北海道のサイクリング情報

 

(執筆:t.k)

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