旅×自転車 記事

初心者がお店に行く前に。クロスバイクの購入時の選び方の基本を解説

※この記事は2020年7月25日に公開されたものを2020年12月に更新したものです。

近年の自転車ブームにより、「クロスバイク」という単語も一般的になってきました。

この記事では思い切ってクロスバイクに乗ってみようという方に向けて、購入する際の選び方やチェックポイントをご紹介します。

ぜひ自分に合った最高のクロスバイクに出会うため、参考にしてくださいね。

初心者はここから、クロスバイクのタイプを把握しよう

一口にクロスバイクと言っても、長距離向きのスポーツタイプと近距離用の普段使いタイプの大きく二つの種類に分かれます。

それぞれのメリットとデメリットを把握しておきましょう。

長距離向きのスポーツタイプ

比較的長距離も走ることのできる、ロードバイクに近い仕様になっているクロスバイクです。重めのギアと、前傾姿勢になりやすいフレーム、軽い重量、細めのタイヤが特徴です。

スピード、そして登り坂でのパワーが出やすいため、まちのりだけでなく、長距離サイクリングも検討している方にはおすすめです。

デメリットとしては衝撃を吸収してくれるサスペンションが付いていないこともあるため、段差が多い道を走行すると衝撃が体に伝わりやすいことがあげられます。また、スピードを出す必要がない方にとっては重いギアと前傾姿勢が負担に感じられるかもしれません。

近距離用の普段使いタイプ

シティサイクルのような安定性を重視したクロスバイクです。マウンテンバイク(MTB)のような悪路における衝撃を吸収するサスペンションがついているものもあります。ギアもやや軽め、ロードバイクタイプよりも太いタイヤが装着されていますので、安定した乗り心地が得られます。

デメリットとしては、全体重量が重めのためスポーツタイプよりスピードが出にくいことがあげられます。

自転車の種類や走行距離については以下の記事も併せてご参照ください。

ギアの種類をチェックしよう

ロードバイクのフロントギアはダブルが基本ですが、クロスバイクはほとんどの車種でトリプルのフロントギアが採用されています。

スポーツに特化したロードバイクと比べて、さまざまな場面での走行が想定されているためです。

そこで重要なのがギアのサイズです。

通勤など日常生活の中でクロスバイクを活用したい方にとっては重すぎるギアは負担でしょうし、スピードを楽しみたい方にとっては軽すぎると物足りなく感じるかもしれません。

もちろん、ギアは交換することができますが、余計な費用をかけないためにも、購入する際の基準の一つにギアの種類を入れてみてください。

クロスバイクに乗る目的や、実際に走る道を想像してみると良いでしょう。

身長とフレームサイズのチェックも忘れずに

身長を確認しておく

自転車のフレームにはサイズがあり、身長によって適正なサイズを選ぶことができます。

自分の身体に合ったふさわしいフレームサイズを選ぶ

ネットで検索すれば自分の身長に合ったフレームサイズの表を確認できますが、問題は一つのサイズが165~175㎝用といったように大まかな範囲であること、身長だけでなく、手や足の長さによっても最適なフレームは変わってくるということです。

できるだけ店舗に足を運び、実際にまたがってみて店員さんからアドバイスを受けると良いでしょう。それでも迷ってしまう場合はやや小さめのサイズを選んだほうが走る際の負担は軽いと言われています。

値段で選ぶ場合は「なぜ乗るのか」が大事

やや高いけれど確実な大手メーカー

クロスバイクの中でもブランドやメーカーによって値段が変わります。

しかし、その性能は値段に見合っていて、全体重量も軽くて乗りやすく、壊れにくい傾向があります。

もし壊れてしまっても、大手メーカーのパーツはある程度の自転車屋で扱っていますので、その後のメンテナンスが楽に行えます。

とりあえず乗れればいいという場合

大手メーカーの半額程度の値段で売られている、あまり有名ではないメーカーのクロスバイクも数多く存在します。基本的に安めなクロスバイクほど重量は重くなると考えたほうが良いでしょう。

しかし、ほどほどの性能でも構わないという方にとっては、やはり安さは魅力です。ここで大切なのは「何に乗りたいか」と同時に「なぜ乗りたいか」という動機です。自分のライフスタイルに合わせた最適なクロスバイクを選びましょう。

デザイン重視で選ぶ際には、後のことも想定する

色に関してはもちろんそれぞれの好みで選ぶことになりますが、パーツによっては一般的ではない色を選ぶと、後に苦労することがあります。例えば白いタイヤのバイクも存在しますが、基本的にタイヤの色は黒が多いため、交換が必要になった場合すぐに白いタイヤが手に入らないこともあります。

また見た目は気に入っても、体型によっては、どうしても乗り辛いフレームの形もあるでしょう。

趣味に合わせて選ぶのはもちろん良いですが、さまざまな事態を想定しておく必要もあります。

付属品(泥除け、スタンド)は最低限に

通勤や通学などを目的にクロスバイクに乗る方には泥除けやスタンドが必要になってくるでしょう。普段走る環境や目的によって、どのような付属品を付けるかも変わってきます。最初のうちは付属品をつけすぎるのではなく、まずは自分の目的にあった最低限の付属品のみにしておきましょう。

クロスバイク、どこで買う?

▲これはロードバイクの購入を検討した際に訪れた時の様子。タイプ問わず、不安な方はお店の人に色々話を聞いてから選ぶのもおすすめです。

自転車店にもいろいろな形態があり、お店によって得手不得手もあります。以下にお店の種類と特徴を挙げるので、自分に合ったクロスバイクを買う際の参考にしてください。

個人自転車専門店

いわゆる「街の自転車やさん」です。家の近くであれば購入後のメンテナンス時にも気軽に相談に乗ってもらいやすいでしょう。ただ、シティサイクル、ママチャリを中心に取り扱っていて、クロスバイクはあまり取り扱っていないことが多いです。

大手自転車専門店

「サイクルベースあさひ」、「イオンバイク」、「サイクルオリンピック」などです。オリジナルブランドで安めの商品を展開しているところが魅力です。実際に店舗に足を運ぶと自転車専門のスタッフもいるので、「まずはエントリーモデル(低価格で初心者向けの自転車)のクロスバイクを買おう」という場合には、最有力の候補となるでしょう。

量販店

「ヨドバシカメラ」、「東急ハンズ」などです。シティサイクルもスポーツサイクルも取り扱っていることが多いですが、特定のメーカーの自転車しか取り扱っていないこともあります。

大手プロショップ

「ワイズロード」、「バイシクルカラー」などスポーツバイクを専門に取り扱っている販売店です。幅広いラインナップ、初心者でも入りやすい雰囲気が売りです。「まだメーカーは決めていないけれど、本格的なクロスバイクをあれこれ比較しながら選びたい」という初心者には最適なお店となるでしょう。

専門プロショップ

「ジャイアントストア」、「トレックバイシクルストア」、「ビアンキバイクストア」など自転車メーカーが運営する専門店です。スタッフは商品知識が豊富で、アフターサービスも充実しています。特定のメーカーのクロスバイクに目星をつけている方は是非ここで購入しましょう。

ネットショップ

品揃えが豊富なこと、価格が抑えられることがメリットですが、知識が無いと選ぶのが難しいので初心者には少しハードルが高いです。TABIRINでは、自転車をネット通販で買うときのポイントをご紹介していますので、参考にしてください。

情報を集めて、自分に合ったクロスバイクを

初めてのクロスバイク選びはできれば楽しく迷いたいものです。さまざまな条件を考慮し、情報を集めてみましょう。そして恥ずかしがらずに自転車屋の店員さんに声をかけ、予算や欲しいタイプを伝えてみてください。

毎日、そして長年の付き合いになるであろうクロスバイクですから、行き当たりばったりではなく、慎重に選んでみてくださいね。

  • この記事がいいねと思ったら
    •  0
  •   この記事のご感想はユーザーのみなさま
  • 編集部おすすめ
    ランキング
    カテゴリー