旅×自転車 記事

思わず胸が熱くなる、自転車を主題にした映画をご紹介【洋画/邦画/アニメ】

TABIRINでは、コロナ禍における観光情報を発信する3つの意味を持って、情報をお届けしています。

コロナの影響で、サイクリングに繰り出せない…。

そんな時は発想を変えて自転車シーンが印象的な映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回は自転車を切り口にした映画を8本ご紹介します。

目次

SF映画の王道「E.T.」

最初にご紹介するのは、「インディ・ジョーンズ」シリーズなどで知られるスティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けた、「E.T.」です。

第55回アカデミー賞にて4部門に輝いた、一度は観ておきたい、SF映画の王道と言えるでしょう。

地球外生命体と友情を深める、涙溢れる物語

とある森に地球上の植物の観察とそのサンプルを採集することをミッションとした宇宙船が着陸し、中から小さな宇宙人が数人降り立ちます。ミッションを終えた宇宙船が離陸する際、一人の宇宙人が取り残されてしまいます。それが、E.T.です。

やがてE.T.は、心優しい少年エリオットと出会い、地球上で様々な経験を重ねていきます。

E.T.を乗せて自転車で走る、魅力的なワンシーン

映画の中でも特に有名なのが、エリオットがE.T.を自転車のかごに乗せて走るシーン。エリオットとE.T.の関係性、月明かりと壮大な音楽が合わさり、とても魅力的なシーンです。

日本の実話からカンヌの舞台へ「少年と自転車」

次にご紹介するのは「少年と自転車」です。この作品の監督、ダルデンヌ監督が日本で耳にした少年の話を元に製作されました。第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員特別グランプリを受賞した名作です。

育児放棄の実話をもとに制作された、胸が張り裂けそうになる物語

幼くして父親に捨てられた11歳の少年シリルと、彼の里親を引き受けた美容師のサマンサの2人の関係を描いたヒューマンドラマです。映画の中で2人が自転車で並走しながら語りあうシーンは血のつながり以上の絆を感じます。

家族や恋人の大切さを改めて教えてくれる

親の愛に飢えていた少年シリルに、里親サマンサは自己犠牲を払ってまで彼に寄り添い続けました。親子を超えた深い愛に包まれたシリルの改心と成長を見ていると、私達に寄り添ってくれる家族や恋人の大切さが改めて分かります。

少年たちの青春ストーリー「ヤング・ゼネレーション」

アカデミー賞を何部門も受賞している、ピーター・イェーツ監督の手掛けた、海外では言わずと知れた名作映画です。

本国アメリカでは王道の青春映画

大学へ進学せず、将来の希望を見出せないまま、なんとなく毎日を過ごしていた4人の少年たち。

そんな彼らが、持て余したエネルギーを自転車レースに注ぎ込んでいき、レースを通じて成長していく姿を描いた青春ストーリーです。

迫力あるレースシーン

渾身のワンカットで撮影された自転車レースのシーンは、どれもダイナミックな疾風感に溢れていて、そのスピード感に引き込まれます。

また独特のセリフやブラックジョークが、時代背景と共に絶妙な笑いを誘います。

宗教・性別を乗り越えていく女性の姿を描いた「少女は自転車にのって」

サウジアラビア初の女性監督、マンスール監督が、全てサウジアラビア国内で撮影した、ベネチア国際映画祭をはじめ、多くの映画祭で絶賛された作品です。

ただ自転車に乗りたい少女の夢を阻む、イスラム文化の不条理

主人公の少女ワジダは、ボーイフレンドと遊びたい一心から自転車に乗りたいと願うサウジアラビア人女性。そんな彼女は、母に「自転車に乗りたい」と幾度となく懇願しますが、厳格なイスラム社会に生きる彼女には、叶わぬ夢でした。

そんな彼女が、自転車に乗る夢を諦めず、その夢をかなえるために力強く奔走してゆく姿を描いたストーリーです。

ワジダ、自転車を漕ぐ

幾多の困難を乗り越え、ワジダは遂に自転車に乗る夢を叶えます。力強く自転車を漕ぐワジダは、ときに男性よりも早く自転車を漕ぎますが、幹線道路が行く手を阻むなど、度々ワジダの足は止められてしまうのです。しかし、ワジダは諦めず、笑顔で自転車を漕ぎ続けます。

道路はまるで、彼女の歩んできた女性進出を阻む社会そのものに思えますが、社会に立ち向かうワジダに感動を覚える作品です。

ツール・ド・フランスの光と闇「疑惑のチャンピオン」

スティーヴン・フリアーズ監督が描く、ツール・ド・フランスのロードレーサーの半生を綴ったドキュメンタリー作品です。

勝つためにはドーピングもやむを得なかった時代

若くしてガンを患いながらも、困難を克服したロードレーサー、ランス・アームストロングは、のちにツール・ド・フランス7連覇の偉業を達成しますが、勝利への執着心はすさまじく、ドーピングに手を染めてゆくことになります。

しかしドーピングを使用していたことをとある記者にリークされ、アームストロングの人生は暗転していくこととなります。

自転車を通して、競技人生の厳しさを感じる作品

アームストロングが困難を克服する姿、ドーピングに手を染め凋落していく姿に、競技人生の厳しさや人間の弱さなど、様々な事を深く考えさせられる作品です。

ヒルクライマーの半生を綴った「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」

ジェイムス・エルスキン監督が手掛ける、イタリア人プロロードレーサー、マルコ・パンターニの激動の人生を綴ったドキュメンタリー映画です。

ロードレース界のスキャンダル疑惑に巻き込まれた、パンターニ

世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」の両大会で総合優勝の偉業を達成したパンターニの人生を描いた作品です。

小柄な体でありながら、急勾配を駆け上がるアグレッシブなスタイルで一世風靡したパンターニですが、当時のロードレース界に吹き荒れていたドーピングの影響から、彼にも疑惑が及びます。

人生の結末に涙

真偽は不明ながら、ドーピング疑惑に晒された若き英雄パンターニでしたが、イタリアの検察当局に追及される中、イタリアの安宿の一室で、急性コカイン中毒によりこの世を去ります。

表舞台の輝かしさとは対照的に、その死に至るまでのストーリーは悲しいもので、人生の結末の儚さに、涙なしには観れません。

ロードバイクをテーマにした日本の青春映画「神さまの轍」

最後にご紹介するのは、「神さまの轍」です。ロードバイクに魅せられた幼なじみの2人が、町の人々とふれあいを通して成長してゆく様子を描いた青春映画です。

当メディアTABIRINでは以前、この作品の監督である作道雄(さくどう ゆう)さんへ撮影シーンの裏話、想いを伺いました。

2人の青年の生きざまを描いた、清々しい青春ストーリー

京都府の過疎地域、井手町の中学校に通う幼馴染の2人の青年、勇利と洋介はロードバイクに青春を注いでいました。時が経ち、2人は別々の人生を歩みだします。勇利はプロのロードレーサーになる夢へと突き進んでいきますが、その夢に敗れ、一方の洋介は社会人となり、ロードバイクに乗ることさえやめてしまいました。

2人とも夢を見出せずに悶々とした日々を送っていましたが、地元である井手町でロードレース大会「ツールド・KYOTO・2019」が開かれることになります。

思い出の地で交錯する、二人の感情

幼少期にロードバイクで繋がった2人は、それぞれ別の人生を歩み挫折を経験しますが、再びロードレースで再会することになります。洋介と勇利が会話の中で使うキーワード「お前のやりたいことってなんなん?」「ちゃんと生きてる?」に、自分の姿を照らし合わせずにはいられません。

2人の若者が模索しながら生き方を見つける姿に背中押されつつ、「夢を追うのに、年齢は関係ない」と勇気づけられる作品です。

感動とユーモアのアニメ「劇場版 弱虫ペダル」

渡辺航原作のアニメ「劇場版 弱虫ペダル」。

云わずと知れた、自転車競技部の大会に青春を捧げる高校生の友情を描いたアニメです。

自転車に青春を捧げる、高校生のストーリー

アニメ・漫画が大好きで、ひょんなことから自転車競技部に入部した小野田坂道。インターハイの優勝後、熊本で開催される「火の国やまなみレース」の招待状が届きます。

レースにはインターハイで共に戦った「箱根学園」「京都伏見」「広島呉南」も出場。さらに怪我のためにインターハイに出場できなかった吉本進が所属する「熊本台一」も大会に参加することになります。

様々なライバルが交差する、白熱したレースの行方は一体どうなるのでしょうか?

原作を見ていない方も楽しめる!

劇場版ならではの、アニメが現実世界に飛び出したような臨場感、様々なライバルが交差する自転車競技の迫力を描いたシーンがポイントです。原作を見ていない方でも楽しめる作品になっています。

自転車エンタメコンテンツは、おうちでも楽しめる!

自転車シーンが魅力的な、8本の映画をご紹介しました。

おうちでゆっくり過ごせるこの時期、自転車ファンならではの、見て愉しむサイクリングを味わってみてはいかがでしょうか。

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