【コロナが終息したら】次の自転車旅行は思いっきり解放感と潮風を感じよう。日本海を北上する穴場プラン
「Stay home」が続き、サイクリストの皆さんの足の筋肉はなまっているはず。コロナが終息し外出ができるようになった時に向けて、今のうちに自転車旅行プランを練ってみるのはいかがでしょう?
日本海の風と景色は太平洋側とは一味違う野性味があり、解放感と潮風を感じながら、見応えのある観光スポットを満喫することができます。
家でなまってしまった体に鞭打って、あえてペダリングに力を使いたい方にはぴったりのスポット・コースがたくさんあるのです。
今回は心も体もリフレッシュできるような、自然の中に佇む建築物や、橋やトンネル、見るだけでなく体験できるコースもご紹介します。
TABIRINでは、コロナ禍における観光情報を発信する3つの意味を持って、情報をお届けしています。 |
目次
日帰りでもOK、新潟港
新潟港は日本最長の河川である信濃川の河口に位置しています。川沿いのコース、海沿いのコースを同時に楽しめるだけでなく、港付近には巨大で美しい建築物が多くあります。
自転車好きにも人気の場所で、過去には新潟港ポタリングというイベントが開催されたこともあります。開放的な雰囲気の港は、自転車でのんびり走るには最適な場所なのです。
新潟のサイクリングコースはこちらも参考にしてみてください。
次々と現れる日本らしからぬ建造物
新潟港のコースを走っていると目に付く、異国情緒あふれる「みなとぴあ(新潟県歴史博物館)」や、「朱鷺メッセ」は遠目から眺めるだけでも迫力があります。
フェリーなどの大型の船も停泊しており、その景色を見るだけでも圧倒されるものがあります。
海底トンネルを走る
新潟港付近でのおすすめのコースが「新潟みなとトンネル自転車歩行道」です。入船みなとタワーと山の下みなとタワーを結ぶ海底24mに位置する全長1423mのトンネルで、海の下(実際には信濃川の河口なので、川の下)を走るという貴重な経験ができます。夏は涼しく、冬は暖かいという天候を選ばないコースです。
ただし走行中にはジョギングやウォーキングをしている方々もいらっしゃいますので、スピードには注意しましょう。
次は北海道コースやスポットをご紹介しますが、実はフェリーを使うとこれまでご紹介した新潟から、自転車で直接小樽へ向かうことが可能です。
新潟から北海道へ、ちょっと欲張った自転車旅行
新日本海フェリーの「新潟~小樽線」に乗れば約16時間で北海道の小樽に行くことができます。(新潟港午後12時出発、翌日午前4時小樽着)
夏の料金は
大人¥10180~
車の場合、普通車¥22330~(運転手料金込み)、
手荷物運賃 (自転車) は¥1980~(料金は変動あり)
となっており、移動しながら一泊できると考えれば、コスト的にも悪くありません。下船するとすぐに北海道の清々しい空気が迎えてくれます。
詳しい情報はこちらもご参照ください。
フェリー旅行の注意点と持ち物
車内に自転車をしまっておけば問題はありませんが、自転車をルーフに積む場合は車の高さが変わるため、料金も変わります。
※詳しくは『新日本海フェリー株式会社』の乗用車航送運賃を参照。
http://www.snf.jp/searoute/niigata-otaru.html)
また無料のお風呂もついていますが、使う予定がある方はお風呂道具もお忘れなく。
北海道の大地を駆ける
さて、北海道に到着すると驚くのがその道の広さです。
歩道でも車の横幅より広くとってあることが多く、車道にも広い側道がありますので、大型トレーラーに追い越されてもさほどプレッシャーは感じません。自転車デビューしたての初心者や女子でも安全に走ることができます。
北海道のサイクリングコースはこちらも参考にしてみてください。
小樽からツーリングにも最適、石狩平野
小樽からは車で40分ほど、起伏が少なく、直線道路が多い石狩平野は、上りが苦手なサイクリストに最適なコースになっています。幹線道路は防風林に守られていることが多く、海風が吹いても大きな障害には感じないでしょう。
小樽からツーリングする場合は山を越える必要がありますが、勾配が緩い道が多く、比較的楽なコースと言えます。
石狩灯台
231号線の志美の信号から225号線に入ると一直線の道が続き、そのまま「はまなすの丘公園」の案内に従って進めば、高さは約13.5メートル、鮮やかな赤が目を引く「石狩灯台」が見えてきます。
明治時代に建てられ、現在も活躍している灯台です。自転車と灯台、そして草原のような浜と海。思わずシャッターを切りたくなる光景が広がっています。
石狩河口橋
そのまま231号線に戻り、ぜひチャレンジしていただきたいのが石狩河口橋の横断です。幅広の石狩川の河口に架かっているだけあり、全長は1413メートルとかなりの長さを誇ります。横断を始めると次第に橋と川の全貌が明らかになり、巨大な人工建築物と大自然が共存している風景に目を奪われます。
石狩川付近のオススメのコースはこちら
まとめ
外出解禁となった暁には、開放感たっぷりの潮風を感じられるスポットにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
TABIRINの『コース・マップ検索』では様々なコースを掲載していますので今年の夏の自転車旅行プランの参考にしてみてください。
参考URL
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/niigata_kouwan/1356843542672.html
http://minatoclub.la.coocan.jp/pota/annai.pdf
http://www.snf.jp/searoute/niigata-otaru.html