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【新型コロナ】まん延防止のための自転車通勤で徹底すべきこと|政府も自転車通勤を強力に推進

(5月4日、全国の緊急事態宣言が5月31日まで延長されました)

令和2年4月16日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の対象区域が全国に拡大され、感染拡大を防ぐための外出自粛と三密の回避など、国民一人ひとりの意識と行動が求められています。

しかし、そんな中でも職場へ通勤しなければならない方がいることも事実。今回は、自転車通勤に対する国の見解と、まん延防止のための自転車通勤で徹底すべきことをご紹介します。

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政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年5月4日時点)

令和2年3月28日、政府は「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を発表しました。これは国として新型コロナウイルス感染症対策をどのように行っていくか、その方針を示したものです。

>新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針

4月7日の7都府県の緊急事態宣言発令、4月16日の全国への緊急事態宣言拡大、そして、5月4日の緊急事態宣言の延長にに合わせて基本的対処方針は変更されています。

 

この状況下において、国民一人として、あるいは事業者として適切に行動する上で、国がどのように考えているかを理解しておくことは重要なことですので、一読をお勧めします。特にp.1~3を読めば概況を把握することができます。

全26ページの基本的対処方針で示されていることは、主に以下のとおりです。

 

p.1~3には、背景と基本的な考え方が書かれています。

p.3~7には、新型コロナウイルス感染症の状況に関する事実が書かれています。

p.7~9には、新型コロナウイルス感染症の特徴(感染の仕方や致死率、発症にかかる期間等)と治療方法の現状が書かれています。

p.9~10には、新型コロナウイルス感染症の対処に関する全般的な方針が書かれています。5月4日の変更により、より社会的経済活動の維持との両立に配慮した取り組みに移行する旨が追加されています。

・そして、p.10~29にかけて、上記の全般的な方針に基づく「新型コロナウイルス感染症対策の実施に関する重要事項」として、主に以下のことが書かれています。

(1)情報提供・共有に関する9つの重要事項(p.10~12)
(2)サーベイランス※・情報収集に関する目的別の8つの重要事項(p.12~13)
(3)まん延防止に関する26の重要事項(p.13~20)
(4)医療等に関する9つの重要事項(p.20~25)
(5)経済・雇用対策(p.25)
(6)その他重要な留意事項(p.25~29)
(別紙)緊急事態宣言時に事業の継続が求められる事業者(p.30~31)

※サーベイランスとは、調査監視、すなわち注意深く監視するという意味のこと。

 

通勤に対する国の見解

前置きが長くなりましたが、通勤に対する国の見解は、前述の基本的対処方針のまん延防止に関する重要事項の4)職場への出勤等(p.16~17)において示されています。

要約すると、まずは通勤しないで済むテレワークを、それが難しければ人との接触を減らす通勤方法を強力に推進するとし、その一つとして自転車通勤を挙げているのです。

<まん延防止に関する重要事項の4)職場への出勤等(抜粋)>

① 特定警戒都道府県は、事業者に対して、以下の取組を行うよう働きかけを行うものとする。

・ 職場への出勤は、外出自粛等の要請の対象から除かれるものであるが、引き続き、「出勤者数の 7 割削減」を目指すことも含め接触機会の低減に向け、在宅勤務(テレワーク)や、出勤が必要となる職場でもローテーション勤務等を強力に推進すること。

・ 職場に出勤する場合でも、時差出勤、自転車通勤等の人との接触を低減する取組を引き続き強力に推進すること。

(中略)

② 特定警戒都道府県以外の特定都道府県は、今後、持続的な対策が必要になると見込まれることを踏まえ、事業者に対して、以下の取組を行うよう働きかけを行うものとする。

・引き続き、在宅勤務(テレワーク)を推進するとともに、職場に出勤する場合でも、時差出勤、自転車通勤等の人との接触を低減する取組を推進すること。

(以下略)

出典:新型コロナウイルス感染症の対処に関する全般的な方針

 

また、自転車の活用推進の流れの中で、国は令和2年4月3日に、企業や団体の自転車通勤を支援する『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクトを創設しました。プロジェクトの内容についてはこちらの記事をご覧ください。

これは、新型コロナウイルスの対策とは全く別の取り組みではありますが、結果的に、国としてまん延防止のための自転車通勤を後押しすることになるでしょう。

 

まん延防止のための自転車通勤をする上で徹底すべきこと

自転車通勤は、開かれた道路空間を走行することから、止まらずに単独で走っている分には、限りなく三密を避けた通勤手段です。

まん延防止のための自転車通勤で徹底すべきことは、TABIRINが「サイクリングで徹底すべきこと」の中で整理したことと基本的に合致し、以下のとおりとなります。

①ソーシャルディスタンス(2m)を確保する
②ソロ(単独)で走る
③適度な負荷で走る
④医療機関への負担を抑える
⑤その他に心がけるべきこと
 ・お店などに立ち寄らない
 ・飛沫拡大防止を図る(マスクなど)
 ・人が集まりやすいコースや空間を避ける
 ・他者のスリップストリームにも気を付ける

詳しくは、上記の「サイクリングで徹底すべきこと」の記事をご覧ください。

 

このほか、自転車通勤を行う上で気を付けるべき交通ルールは以下の記事をご覧ください。

自転車通勤をこれから始めようと思う方向けの情報については、随時ご紹介していきたいと思います。

(本記事は5月4日時点の情報です)

(以上)

新型コロナウイルスに関する情報

〇都道府県別の新型コロナウイルス関連情報のWEBサイト

お住まいの都道府県の新型コロナウイルス関連の情報を探したいときや都道府県別の相談先電話番号を知りたいときは、こちらにまとめられています。

 

〇新型コロナウイルス感染症対策|内閣官房

政府の新型コロナウイルスへの対策の最新情報や、都内や7都府県の人の流れの減少率などの最新情報が掲載されています。

 

〇新型コロナウイルス感染症お役立ち情報|首相官邸

困りごと、不安に応じた支援情報などの最新情報が掲載されています。

 

〇新型コロナウイルスの更新情報|厚生労働省

健康・医療の観点から新型コロナウイルスに関する最新情報(国内の感染者数など)が掲載されています。

 

〇コロナ専門家有志の会

専門家の有志により立ち上がった情報サイトで、国民の全世代に「秒で理解、秒で拡散」してもらうための情報が掲載されています。

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