旅×自転車 記事

大阪府で利用できるシェアサイクルサービス5つを比較してみた!

※この記事は2019年12月31日に公開されたものを2020年8月に更新したものです。

都市部を中心として乗り捨て可能な新しいレンタサイクル、通称=シェアサイクルが普及してきました。従来、観光用に借りられていた自転車ですが、今では気軽に利用できる生活の足になりつつあります。

今回は、前回の東京都23区に続き、レンタサイクルが発達している大阪のシェアサイクルサービスの比較を行いました。

各社の価格や特徴も比較しているので、利用する際は是非参考にしてみてくださいね。

なお、東京のシェアサイクルサービスについては以下をご覧ください。

シェアサイクルとは?

シェアサイクルとは「他の人と自転車をシェア(共有)し、好きなタイミング、好きな場所で、好きな時間利用するための仕組み」のことです。

なお、TABIRINではシェアサイクルを”借りた場所と別の場所で乗り捨てできる貸し自転車(レンタサイクル)”と定義しています。

一般的なレンタサイクルとは違って、サイクルポート(返却場所)が多く設置され、好きなところで借り、好きなところで返せるのがポイントです。

近年、健康に良いこと、環境に良いことなど、自転車の有用性が見直されており、国や自治体はより多くの人に自転車を使ってもらえるよう、自転車活用推進法などに代表されるように様々な取り組みが行われています。

そこでIoT技術の発展などを背景に発展した自転車のサービスが「シェアサイクル」なのです。

大阪府で利用できる主なシェアサイクル事業者

以前は大阪市内でのシェアサイクルと言えば「COIDECO」でしたが2017年2月28日にサービスを終了しています。

現在は次の5社・自治体があります。

・ドコモ・バイクシェア&HUBchari
・HELLO CYCLING
・COGICOGI(コギコギ)
・さかいコミュニティサイクル
・茨木市ミディコミュニティサイクル

以下ではそれぞれの詳細についてご紹介します。

ドコモ・バイクシェア&HUBchari

赤い車体がトレードマークの小径車のシェアサイクルです。

以前から展開していたNPO法人Homedoorの「HUBchari」にドコモ・バイクシェアが加わり、相互乗り入れできるサービスとなっています。

NAVITIMEとも連携しており、シェアサイクルを利用したルート提案や自転車の貸出状況も地図上でチェックすることが可能です。

大阪市内にも多くのポートがあり、市内観光にとても便利なサービスです。

また以下でドコモ・バイクシェアのサービスについて詳しく紹介しておりますので、ご覧ください。

HELLO CYCLING

HELLO CYCLINGは全国で展開されているソフトバンク系のシェアサイクル事業者です。ドコモとは異なり、HELLO CYCLINGはシステムの提供のみを行っていて、シェアサイクルの運営は別の事業者が行っています。

大阪府内ではドコモが大阪市内で展開しているのに対して、HELLO CYCLINGは大阪市内以外でも運営されています。

HELLO CYCLING の特徴としては、
・1つのアカウントで全国のHELLO CYCLINGが利用可能
・利用者全員がアカウントを持つ必要がなく、同時に複数台の予約が可能
となっています。友達や家族連れ等で利用する際には便利ですね。

使い方の流れは以下のとおりです。

    1. 会員登録(最初の一回だけ)
    2. アプリで予約(ICカード登録をすれば不要)
    3. 自転車を借りる
    4. 自転車を停める
    5. 自転車を返す(自動で支払い)

また、以下では実際の使用レポートの記事を紹介しています。

その他、HELLO CYCLNGに関連する記事は以下のとおりです。

COGICOGI(コギコギ)

COGICOGI(コギコギ)は設立が2011年4月と老舗のシェアサイクルです。当初は渋谷区・港区周辺を中心に都内で運営されていましたが、現在では、京都、大阪、福岡、鎌倉等でも展開しています。

最も貸し出し時間が短いプランでも12時間以上と、長時間利用を想定したシェアサイクルです。

チケットの有効期間の間であれば自転車の乗り換えは自由に可能で、他のエリアでも利用可能(例 大阪→京都など)となっています。

大阪では、「ル・パルトネール梅田北(住所:大阪府大阪市北区豊崎1-3-17)」の1ポートしかないので、京都等の他のエリアとの利用がおすすめです。

さかいコミュニティサイクル

「さかいコミュニティサイクル」は堺市が運営しているシェアサイクルです。

堺市内の8カ所のサイクルポート(専用駐輪場)に共用自転車770台を配置しており、サイクルポート間であれば、どこでも貸出・返却が可能なサービスとなっています。

各駅前(堺東駅前、堺駅前、堺市駅前、百舌鳥駅前、中百舌鳥駅前の5カ所)のサイクルポートの管理人室で利用者本人が利用登録申請を行う必要があります。

また、1日利用に限り、堺東観光案内所、堺伝統産業会館及びさかい利晶の杜(堺市立歴史文化にぎわいプラザ)で利用登録申請を受け付けています。

堺市内のみを観光する場合で安く利用したい場合におすすめです。

茨木市ミディコミュニティサイクル

「茨木市ミディコミュニティサイクル」は近鉄グループのミディ総合管理株式会社が運営するシェアサイクルです。

JR茨木駅、阪急茨木駅、南茨木駅の3ポートで乗り降りができるシェアサイクルです。

現地で利用申請が必要のため、観光ではなく通勤・通学・ビジネスで利用するのがおすすめです。

大阪のシェアサイクルサービス〜基本情報の比較

先述した5社・自治体のホームページに記載されている内容から、基本的な情報を比較してみました。

大阪のシェアサイクルサービス比較〜自転車の種類

今回比較している大阪のシェアサイクルサービス・自治体の多くが電動アシスト付自転車となっています。「さかいコミュニティサイクル」のみ、シティサイクル/電動アシスト付き自転車どちらも貸し出しを行なっています。

自転車の種類
ドコモ・バイクシェア 電動アシスト付自転車
HELLO CYCLING 電動アシスト付自転車
COGICOGI 電動アシスト付自転車
さかいコミュニティサイクル シティサイクル(電動アシスト付自転車の貸出あり)
茨木市ミディコミュニティサイクル シティサイクル

大阪のシェアサイクルサービス比較〜料金体系

大阪のシェアサイクルサービスの料金体系を比較しました。
各社サービスによって金額や時間なども異なり、様々となっています。

一時利用は各社・自治体とも可能ですが、COGICOGIは30分程度の短時間の一時利用はできません(朝・夕に往復利用しかしない自転車通勤には不向きかもしれません)。

さかい、茨木市も最低でも1日の利用ですが、料金は安く使いやすいです。

※キャンペーンが実施されている場合、下記の値段よりも安く利用できる場合があるので、利用の際などには各社ホームページの確認がおすすめです。

一時利用 定期利用 延長料金 その他
ドコモ・バイクシェア
※税抜き
最初の30分
150円/回
2,000円/月
最初の30分
0円/回
100円/30分
※1回の利用が30分を超過した場合
【1日パス】
1,389円/1日分
(ICカード付き1,852円)
HELLO CYCLING
※税込み
15分70円 1,000円/12時間
COGICOGI 12時間2,100円 100円/60分 ・24時間2,400円
・48時間3,600円
さかいコミュニティサイクル シティサイクル
300円/1日
電動アシスト付自転車
400円/1日
シティサイクル
2,000円/1ヶ月
1,000円/5日
茨木市ミディコミュニティサイクル 200円/1日

大阪のシェアサイクルサービス比較〜利用エリア

利用エリアも各社・自治体によって差があります。HELLO CYCLINGは、かなり広範囲で運営されている一方、ドコモ・バイクシェアは大阪市内で密に運営されています。

※ポート数はどんどん増えていますので、利用に際しては、詳しくは各社のホームページを確認してください。

利用エリア
ドコモ・バイクシェア
大阪市、門真市、東大阪市
HELLO CYCLING
大阪市、堺市、池田市、茨木市、豊中市、東大阪市
COGICOGI 大阪市(1ポート)
さかいコミュニティサイクル 堺市
茨木市ミディコミュニティサイクル 茨木市

赤:ドコモ・バイクシェア
緑:ハローサイクリング
紫:GOGICOGI
青:さかいコミュニティサイクル
黄:茨城市ミディコミュニティサイクル

大阪のシェアサイクルサービス比較〜借り方

各社のシェアサイクルを利用するためにはスマートフォンやタブレットが必要なものと、身分証等で現地で申請が必要なものがあります。ドコモ・バイクシェアはメール受信が可能な携帯電話があれば借りられますので、ガラケーユーザにはありがたいですね。また、ドコモ・バイクシェアとHELLO CYCLINGは事前予約が可能です。

会員登録 必要なもの 決済方法 予約
ドコモ・バイクシェア
ウェブサイトから登録 ・メール受信可能な携帯電話かスマートフォン
・ICカード(無くても利用可)
・クレジットカード
・ドコモケータイ払い
可能
HELLO CYCLING
ウェブサイトから登録 ・タブレット、スマートフォン
・ICカード(無くても利用可)
・クレジットカード
・キャリア決済
可能
COGICOGI 専用アプリをダウンロードしてアカウントを作成 ・BLE対応スマートフォン ・クレジットカード なし
さかいコミュニティサイクル 各駅前、サイクルポートの管理人室で利用者本人が利用登録申請
※1日利用に限り、堺東観光案内所、堺伝統産業会館及びさかい利晶の杜(堺市立歴史文化にぎわいプラザ)で利用登録申請可
運転免許証、健康保険証、学生証等の本人確認ができるもの ・発行される利用者カードでの支払い(事前チャージ) なし
茨木市ミディコミュニティサイクル 現地にて利用申込み書に必要事項を記入し、必要書類を提示 運転免許証、健康保険証、学生証等の本人確認ができるもの ・現地払い なし

大阪のシェアサイクルサービス比較〜自分に合ったサービスを選ぼう

大阪のシェアサイクルサービスは各社ごとに特徴があり、展開しているエリアも異なります。自分の使い方(通勤時だけでなく、休日も含め)や利用するエリアを踏まえて、利用する事業者を選んでみてはいかがでしょうか。

TABIRINでは全国のシェアサイクルについて、一覧でまとめているので是非ご参考ください。

またシェアサイクルよりも多くの場所で自転車が借りられますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

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