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【長野県】4月・春の白馬をマルゴト楽しむ 絶景スポット巡りコースをサイクリング|HAKUBAスローサイクリングのすゝめ#3

「白馬村サイクルマップ」を片手に、白馬村の四季をサイクリングで楽しもう!サイクリングの楽しみ方をタイムラインとともにご紹介します。

第1、2回では、初心者の方でも楽しめるコースをご紹介しました。

第3回は、もっと走りたい方向けに、春の白馬をマルゴト楽しむ「絶景スポット巡りコース」をご紹介します!

このコースについて
  • 特徴:サイクリストに人気のスポットを一気に巡る、満足間違いナシの欲張りルート。
  • 難易度:上級者向け
  • 距離:70km
  • 所要時間目安:7~8時間(休憩含む)
  • 高低差:1,630m
  • 消費カロリー目安:1,840kcal

なお、本記事に掲載のルートや立ち寄りスポット、レンタサイクルの位置については、以下のボタンより確認できます。

ルート・スポット・レンタサイクル情報はこちら

1.白馬駅着スタート|9:45発

ノスタルジックな白馬駅からスタートします。e-BIKEに乗ってサイクリングを楽しみます。

まず目指すのは「大出公園」。駅からおよび1.5kmほどです。

2.大出公園|9:55着

白馬駅からJR大糸線を渡り、下り坂の道を気持ちよく走るとあっという間に到着!

この「大出公園」は、平成14年から5年の年月をかけて地元住民らと白馬村が協力してつくりあげた公園で、いまでは白馬村を代表する観光名所のひとつとなっています。

園内ではちょうど桜が見ごろを迎えており、たくさんの人で賑わっていました。

おススメのシャッタースポットは園内の展望台。ふもとの広場のスペースに自転車を停め、少し急な展望台の坂を歩いて上っていくと、一枚の風景画のような絶景が飛び込んできます。白馬三山、清流姫川、大出吊橋と公園の桜が見事の一言です。

再び自転車に跨り、目指すは「野平地区」。最近になって人気が急上昇しているスポットです。

3.野平の一本桜|10:20着

大出公園からの野平地区まで約3kmの道のりです。

ただし、道中には容赦ない坂道。アシスト付きの自転車でなければかなり辛そうです。

坂を上りきると、まっすぐ一本の道の両脇に連なる棚田。これだけでも十分に絶景ですが、多くの訪問者の目的は別にあります。

その脇に佇む一本の桜の木。この、カメラマンを魅了してやまない「野平の一本桜」です。

この日はまだ桜が咲ききっていませんでしたが、桜が咲くと以下のようになります。

サクラの木と昔ながらの里山風景に別れを告げ、もときた坂道を軽快に下っていきます。

眼下に白馬のまちを望む。

次の目的地である白沢峠までは約12kmです。国道406号に入り白馬のまちを離れていくと、曲がりくねった峠道が始まります。

4.白沢峠|11:05着

「白沢峠」。8kmかけて標高約1,100mまで上る過酷な峠。その頂上にあるトンネルが絶景スポットです。

「何の変哲も無いトンネルではないか」

と、すぐに引き返してはいけません。トンネルの中に入って、後ろを振り返ってみましょう。

暗いトンネルの縁に切り取られ、鮮やかに太陽に照らされた白いアルプスの山々が飛び込んできます!

この日、たくさんのサイクリストの方々がこの絶景を見にやってきていました。

白沢峠を満喫したら再び峠道を下り、オリンピック道路と呼ばれる県道33号白馬美麻線に入ります。途中「さんさんパーク白馬」でトイレ休憩しておきましょう。

5.美麻新行地区|12:00着

白沢峠から大町市にある美麻新行地区へ向かいます。美麻という地名は、かつて麻の産地であった旧・美麻村に由来するそうです。そして蕎麦の産地としてとても有名な地です。

距離にして17kmほどですが、途中二つの上り坂があります。一つ目は白馬村と大町市の境にある美麻トンネルの旧道です。

旧道へは、大町市の看板のすぐ先の分岐を左折します。

先ほどの道をまっすぐ行ってしまうと、トンネルに入ってしまうので気をつけましょう。

この旧道の坂は1kmほどです。坂を下ると県道31号の分岐である青貝交差点にぶつかります。茅葺屋根の家が目印です。

ここを右折すると、二つ目の上り坂が始まります。

こちらは5kmほどのつらい峠道です。

この峠を上りきれば、美しい水鏡の田んぼが広がる美麻地区に到着です!

ここまで約30km。時刻は。お昼時ですので、すぐ近くの中山高原にある「農園カフェラビット」を目指します。

6.農園カフェラビット|12:15着

「農園カフェラビット」。入っていきましょう。

右手に菜の花畑が見えます!有名なスポットなので、ご飯の後に見に行きます。

旧大町スキー場の広々とした高原に、そのカフェレストランはあります。

もちろん、白馬村のサイクルステーションにもなっているお店です。

メニューは、自家農園野菜と地元産ジビエ肉を使った料理。今回は日替わりランチの煮込みハンバーグを注文しました。

地元で取れた旬の食材を使った料理。美味しくないはずがありません!

美味しいランチでエネルギー補給をしたら、菜の花畑へ!

7.中山高原の菜の花|13:20着

中山高原は、2011年に放送されたNHK連続テレビ小説「おひさま」のロケ地として有名になりました。

菜の花畑はカフェラビットの目の前なので、歩いていきます。

白いアルプスの山々と菜の花畑のコラボレーション!!

下に見える建物が先ほどのカフェラビットです。中山高原では4月下旬~5月中旬にかけて、このような菜の花を楽しむことができます。

さらに、春のこの時期には雪解け水が溜まってできる「幻の池」も。残念ながら今年は出現しなかったようですが・・・、以下のような景色が楽しめるようです。

中山高原を楽しんだら、木崎湖を目指します。県道393号へ戻りしばらく下り坂が続きます。

サイクリストと遭遇!なお、この区間は道が細く路面が悪いので、スピードの出しすぎにはくれぐれもご注意を。

途中、冷たくておいしい湧き水があります。

8.木崎湖キャンプ場の桟橋|13:55着

カフェラビットから約2kmほど。ふいに山が開け大きな湖が目の前に現れます。「木崎湖」です。

青木湖、中綱湖、木崎湖の三湖を合わせて仁科三湖とも呼ばれ、そのうち一番南側に位置しています。

線路、まっすぐに伸びる道、そして両脇に田んぼ。ノスタルジックという言葉がピッタリの風景です。

湖沿いには桜の木。これまでとは違った美しい景観を楽しみながら走ります。

湖を時計回りに走っていくと、木崎湖のキャンプ場に到着。入り口のスタッフの方に一声かけ、自転車を押して場内に入っていきます。

場内にはいくつかテントが張ってあり、虫捕りにいそしむ家族、イスに腰掛けて談笑する夫婦、スタンドアップパドルボートを楽しむカップルなど。それぞれの時間が流れています。

そして、美しい湖面にすっと伸びる一本の桟橋。ここはアニメや映画のロケ地にもなったことで、一躍有名になったスポットです。

「ありがとうございます」

とキャンプ場のスタッフの方にお礼を伝え、次の目的地へ向かいます。

このコースの最大の見所、そして最大の難所である「小熊黒沢林道」です。

9.木崎湖展望ポイント(子熊黒沢林道)|15:00着

―――「小熊黒沢林道」。知られざる峠道です。

この峠はキツイ!激坂が8kmほども続きます。e-BIKEでなければ間違いなくやられてしまう程の峠です。

路面には砂や落石が転がっているので注意して走りましょう。特にくだりの区間は気をつけてください。

木々の隙間から見えるアルプス。

ようやく8kmもの峠道を上りきると、信じられないような絶景が待っていました。

眼下に見下ろすのは先ほど立ち寄った木崎湖。

ここまでの道中は過酷そのものですが、ため息が出てしまうほどのこの光景は一度は目にして頂きたいです。

記念撮影を忘れず。まだあまり有名でなくレア度が高い絶景スポットです。

エビフライを模したウィンドソック。遊び心が良いですね。

ふと、一人の青年がロードバイクを揺らしながら姿を現し、大きく息を切らしながら、感嘆の声を漏らしてその場に座りこみました。

聞けば、なんと白馬サイクルマップを見てここまで来たとのこと!なんと嬉しいことでしょう!しばし盛り上がる会話。

「それじゃあ、お気をつけて!」

青年と別れの挨拶を済ませ、仁科三湖のひとつ「中綱湖」まで下っていきます。

下り坂は曲がりくねっていて落石も多いので、くれぐれもスピードの出し過ぎには注意しましょう。そして、春のこの時期は天候次第で路面が凍結することもあるようです。

10.中綱湖の大山桜|15:45着

木崎湖展望ポイントから13kmほど走ると、三湖の中で最も小さな「中綱湖」に到着しました。

その湖岸沿いにはちょっとしたサイクリングロードがあり、のんびりとしたサイクリングを楽しむことができます。

周囲は2,225m。実際には湖の片側しか走らないので、1kmとちょっとの距離です。

そして、この湖の見所が「中綱湖の大山桜」。風が穏やかな日には、このように湖面に反射する大山桜の絶景も楽しめます!とても綺麗です!!

湖畔には3体のお地蔵様も。

11.青木湖|16:10着

中綱湖のお隣、青木湖は、その美しい透明度が特徴。木崎湖とも中綱湖とも違った、落ち着いた趣です。

ヤナバスキー場駅を過ぎたところにある一本の桜の木。ガタン、ゴトン、と静寂の中に響く大糸線の列車の音を聞きながら、サイクリングは終盤へ。

青木湖の東岸を北上していきます。

12.安曇野アートライン|16:30着

青木湖から3kmほどのところにある旧佐野坂トンネルをくぐり、安曇野アートラインから再び白馬村に入ります。

安曇野アートラインの緩やかな下り坂を気持ちよく走り抜けていきます。

ふいに白馬の峰々と、田園と、白馬村のまちが遠方に広がります。ただただ、美しい道です。

ここまで約65km。ゴールの白馬駅まで残りは5kmほどの平坦な道。

13.白馬駅ゴール|17:00着

アルプスを眺めながらあっという間にゴールにたどり着いたのでした。

これにて「春・桜の白馬」絶景スポット巡りコースのサイクリングはおしまいです。

ぜひ、この絶景を楽しんでみてください!

(執筆:クリス)

14.ここもおススメ!

今回立ち寄りませんでしたが、このルートでは以下のお店もおススメです。ぜひ立ち寄ってみてください。

古民家カフェかっぱ亭

白馬の食材と自家焙煎コーヒーが楽しめる築100年の古民家カフェです。

住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城大出
TEL:080-3391-7718
営業時間: 5月~10月 11:00~16:00
定休日: 火曜日、水曜日(臨時休業あり)
◎この施設は白馬村サイクルステーションです
空気入れ貸し出し、簡易工具貸し出し、トイレ貸し出し

農かふぇ白馬そだち

白馬のお米、新鮮な野菜や果物を使った、農家の家庭料理を提供するカフェレストランです。

住所:長野県北安曇郡白馬村神城23603
TEL:0261-75-3202
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 水曜日
◎この施設は白馬村サイクルステーションです
空気入れ貸し出し、簡易工具貸し出し、トイレ貸し出し

そば神白馬店

地元でも人気、白馬の清水を使った蕎麦がおいしいお店。

住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城白馬町2126-2
TEL:0261-72-2055
営業時間: 11:00~15:00
定休日: 木曜日
◎この施設は白馬村サイクルステーションです
空気入れ貸し出し、簡易工具貸し出し、トイレ貸し出し

15.駐車場情報

サンサンパーク白馬

住所:長野県北安曇郡白馬村大字神城
台数:51台(うち大型車15台、身障者用2台)
料金:無料
利用時間: 24時間

スノーハープ(白馬クロスカントリー競技場)

住所:長野県北安曇郡白馬村大字神城3003
TEL:0261-75-3934
営業時間: 9:00~17:00(グリーンシーズン)、9:30~16:00(ウインターシーズン)
定休日: ウェブサイトより確認ください

ウイング21

住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城2066
TEL:0261-72-8770
営業時間: 9:00~21:00
定休日: 12月29日~翌年1月3日

PICK! UP! MAP!

白馬村サイクルマップ
Hakuba Cycle Map

制作:白馬村・白馬村観光局
白馬村の絶景を楽しむサイクリングマップ。白馬村だけでなく周辺の市町村を含めて、四季折々の魅力を満喫できる8ルートを収録。
さらに、サイクリングに必要な周辺情報をQRコードとあわせて紹介。

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