TABIRINで訪れる、サイクリング&温泉
サイクリングで汗をかいた後の「温泉」って最高ですよね。
日本全国には様々な温泉施設がありますが、今回は、TABIRINに掲載されているサイクリングコースの中から、日帰り入浴などが楽しめるコースをいくつかご紹介します。
今治・道後はまかぜ海道(愛媛県)
最初にご紹介するのは、サイクリストの聖地と呼ばれる「しまなみ海道」の近くにある、「今治・道後はまかぜ海道」。
美しい瀬戸内海を横目に、爽やかな潮風を感じながら、のんびりと巡航できる高低差の少ない約50kmのコースで、日中の真っ青な海、夕日に染まった海、時間帯ごとに違った美しさを見せる景色を楽しめます。

このコースのゴール地点は、日本最古の温泉といわれる、松山市の道後温泉。
映画「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われている、国の重要文化財「道後温泉本館」が立地しており、平成21年に発行されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、最高位の三つ星を獲得しています。
2019年8月現在、保存修理工事が行われていますが、1階の「神の湯」は入浴できますよ。

また、このコースでは、地元ならではの和菓子店や、松山城、萬翠荘、坂の上の雲ミュージアムなどの歴史・文化スポットへの寄り道も楽しめます。
ゆめしま海道サイクリングコース(岩城島コース)(愛媛県)
続いても愛媛県から。
「ゆめしま海道サイクリングコース(岩城島コース)」は、瀬戸内海に浮かぶ岩城島を一周する約11kmのファミリー向けコースで、島の中心に位置する積善山の展望台から一望できる瀬戸内海の大パノラマの絶景は必見。毎年春に3,000本の桜が咲き乱れます。

岩城島の南西端には、「源泉流し秘湯の湯 菰隠温泉」があります。多々羅大橋や瀬戸の島々を行き交う船を眺めることができますよ。

岩城島は因島から船で約15分、今治から船で約50分と立ち寄りやすい位置にあり、「レモン懐石」が味わえる「農家レストラン でべそおばちゃんの店」など、ご当地グルメも楽しめますよ。

美唄ロングライド70km(北海道)
次にご紹介するのは、北海道の「美唄ロングライド70km」。
田園風景を眺めながら、宮島沼などを経由して美唄市内を一周する走りごたえのあるルートです。

美唄市役所付近をスタートして30km近く走ったあたりには、「宮島沼水鳥・湿地センター」が立地しており、春や秋には、6~7万羽のマガンが飛来します。

ゴール地点まで残り約5kmの地点に、「ピパの湯 ゆ~りん館」が立地しており、露天岩風呂などでの日帰り入浴や食事、宿泊などができます。
一部の宿泊ルームには、自転車の持ち込みも可能ですよ。

また、こちらのコースでは、「ピパの湯 ゆ~りん館」の近くに、ご当地ならではのカフェやベーカリー、ショップなどが点在していますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


絶景!! 黒菱林道(長野県)
次にご紹介するのは、長野県白馬村の「絶景!!黒菱林道」。
総延長は約9km、平均斜度は約9%です。
知る人ぞ知る、絶景を見ることができるコースとして、サイクリストに人気上昇中の場所です。7月初旬~11月初旬の約3ヶ月間のみ通行できる点もレア度が高く、林道終点からリフトに乗れば、山頂のレストランで絶景を眺めながら食事ができますよ。


スタート地点となる「黒菱展望道路入口」から約5.5km走った地点に「北尾根高原テラス」があります。
こちらでは、絶景を眺めながら、足湯に浸かって休憩することができます。残念ながら全身浴はできませんが、温泉で足の疲れがとれますよ。

また、ここでは、手作りピッツァなどの食事や、高原ソフトクリームなどが食べられるほか、ハンモックやチェアで、のんびり過ごすこともできます。サイクリングでの絶景と足湯、いかがでしょうか。
ひるぜん高原 高原コース(岡山県)
最後にご紹介するのは、岡山県真庭市の「ひるぜん高原 高原コース」。
総延長は約12kmで、美しい緑の中を通る少し起伏のあるコースです。

こちらのコースの特徴の一つは、様々な動物とのふれあい。
周辺には、蒜山ホースパーク、ひるぜんジャージーランド、タンチョウの里が立地していますので、近くで動物を眺めたり、様々な体験ができますよ。



スタート地点の近くには、蒜山やつか温泉「快湯館」が立地しており、開放感あふれる展望浴場から、蒜山の雄大な景色を一望できますよ。

蒜山やつか温泉「快湯館」では、レンタサイクルも可能ですので、のんびりサイクリングや動物とのふれあいを楽しんだ後に、「快湯館」に自転車を返却して、温泉で汗を流してはいかがでしょうか。
入浴後のジャージー牛乳もいいですね。

まとめ
以上、TABIRINで訪れる、サイクリング×温泉のご紹介でした。
サイクリングシーズン真っ盛りで、暑い日が続いていますが、夏から秋にかけて、いろんな場所に出かけて「サイクリング×温泉」を楽しんでみませんか。
(執筆:k.k)