旅×自転車 記事

【福岡県】新元号「令和」の意味と由来!ゆかりの地 坂本八幡宮を巡るおすすめサイクリングコースを紹介

2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。

そのゆかりの地である福岡県太宰府市の「坂本八幡宮」を散策するおすすめのサイクリングコースをご紹介します。

新元号「令和(れいわ)」の意味

まず新元号「令和(れいわ)」に込められた意味をおさらいしましょう。

平成31年(2019年)4月2日に、総務省が発表した総行政第95号「元号を改める政令等について」において、次のとおり記されています。

<以下、抜粋>

・・・「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。・・・
・・・悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。
文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和の日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を、国民の皆様と共に切り拓いていく。新元号の決定にあたり、その決意を新たにしております。・・・
【出典】総務省 総行政第95号

「令和(れいわ)」の由来

つづいて新元号「令和」の由来ですが、1200年余り前に編纂された日本最古の歌集「万葉集」の「梅の花の歌32首」の序文から引用されたもの、とされています。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」

この歌は梅の花をめでる宴で詠まれたものであり、その宴は歌人・大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で開かれたとされています。

そして、その大伴旅人の邸宅があったとされる場所が「坂本八幡宮」付近なのだそうです。

坂本八幡宮の概要

「坂本八幡宮」は、福岡県太宰府市の大宰府政庁跡の北側300mほどのところにある小さな神社で、応神天皇(おうじんてんのう)が祀られています。

大和朝廷時代、太宰帥(だざいのそち/だざいのそつ)=大宰府長官の屋敷があったと伝えられており、歌人・大伴旅人も太宰帥として赴任してたとされています。

住所:〒818-0133 福岡県太宰府市坂本3-14-23

坂本八幡宮を巡るおすすめサイクリングコース

今回のサイクリングコース

今回のサイクリングコースは太宰府市が作成した「大宰府サイクリングマップ」を参考にさせて頂きました。

距離と所要時間は以下のとおりです。

  • 距離:約10km
  • 所要時間:6時間(休憩、食事、観光含み)

①西鉄・太宰府駅でレンタサイクル

AM9:45
西鉄・太宰府駅のレンタサイクルを借りましょう

今回は西鉄・大宰府駅でレンタサイクルを利用します。ちなみにここのレンタサイクルは西鉄・太宰府駅もしくは西鉄・二日市駅で利用・返却ができます。

営業時間は9時から18時まで年中無休で、電動アシスト自転車の貸出もあります。

レンタサイクルの詳細はこちらのページをご覧ください。

>>西鉄太宰府駅|TABIRIN

②「令和」ゆかりの地 坂本八幡宮へ

AM10:00
いざ「令和」ゆかりの坂本八幡宮へ(所要時間15分)
サイクリングスタート!

西鉄・太宰府駅から坂本八幡宮まで約2.3kmです。

道中は道がせまかったり、歩行者が多かったりするので注意して走りましょう。

10時に太宰府駅を出発し、のんびり走って10時15分には到着です。

こちらが新元号「令和」ゆかりの地である「坂本八幡宮」です!

およそ1300年前に、ここで、かの歌人・大伴旅人が歌を詠みあげたのでしょうね!

境内の脇には大伴旅人の万葉歌碑が設置されています。

碑には、「わが岡に さ男鹿来鳴く 初萩の 花嬬問ひに 来鳴くさ男鹿(わがおかに さおしかきなく はつはぎの はなつまといに きかくさおしか)」とあります。

この歌の解説として、「萩の花が咲き初める初秋、牡鹿が牝鹿を求めて鳴く求婚の甲高い声にも、妻を想う自分の心を重ねずにはいられないのであった」とあります。

実は、大伴旅人は大宰師に赴任してまもなく妻を亡くしたそうで、そんな旅人の心淋しい気持ちを詠ったもののようです。

太宰府市内には万葉集などの歌を記した碑が設置されていて、これらを巡るのも面白そうです。

>>万葉歌碑一覧|太宰府市
>>歌碑句碑所在地マップ~太宰府市

③筑前国分寺跡

AM10:45
筑前国分寺跡へ(所要時間10分)

つづいて、坂本八幡宮から1.5kmほどのところにある「筑前国分寺跡」へ向かいましょう。

ここは、聖武天皇が平和で豊かな国家を建設しようという願いから全国各地につくらせた国分寺のひとつで、九州各国の国分寺の中心地です。

現在は、このように、講堂跡などの見事な礎石を見ることができます。

④大宰府防衛の要「水城跡」

AM11:05
水城跡へ(所要時間5分)

筑前国分寺跡から500mほどのところには、664年に唐と新羅の攻撃に備えて築かれた大宰府の防衛施設「水城跡」があります。

全長1.2km、高さ10mを超える人の手で作られた土塁で、土木遺産的視点からもぜひ見ていただきたいスポットです。

この時期には土塁に沿って咲く美しい桜も見ものです。

⑤九州全体を治めた役所「太宰府政庁跡」

AM11:20
太宰府政庁跡へ(所要時間20分)

水城跡から2kmほどのサイクリングを楽しんだ後は、7世紀後半から九州全体を治めた中心地「太宰府政庁跡」に立ち寄りましょう。

太宰府政庁は当時、諸外国との交渉の窓口でもあり、平城京・平安京に次ぐ規模の役所でした。現在は史跡公園として整備されています。

筑前国分寺跡以上に立派な礎石が残っており、その史跡の巨大さを感じることができます。

⑥源氏物語にも登場する「観世音寺」

AM12:00
観世音寺へ(所要時間5分)

大宰府政庁跡のほど近くには、源氏物語にも登場する西日本随一の寺院「観世音寺」があります。

天智天皇が母君・斉明天皇の冥福を祈るために建立した寺院です。完成したのは天智天皇の勅願から実に80年後!聖武天皇の天平18年(746年)の時代ということですから驚きです。

その境内にある、国宝で日本最古の梵鐘も!こちらも必見です。

⑦苔寺で親しまれる「光明禅寺」

PM12:35
光明禅寺へ(所要時間10分))

観世音寺からスタート地点の大宰府駅方面へ1.5kmほど走ると、美しい苔で有名な「光明禅寺」に到着します。

ここは九州で唯一の枯山水の庭園で、石を光という字に配した「仏光石庭」、白砂で大海を表現した「一滴海庭」などが有名です。

秋には紅葉が美しいお寺でもあります。

⑧太宰府駅でゴール!締めくくりは歩いて「太宰府天満宮」へ

PM1:30
太宰府駅でレンタサイクルを返却後、
歩いて太宰府天満宮を散策&グルメを堪能

最後は太宰府駅にもどってきて、13:30頃にゴールです!

太宰府駅で自転車を返却したら、締めくくりはやはり「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」でしょう。

太宰府駅から500mほどの近さで、歩いても7分ほど。太宰府天満宮での観光で所要時間は、普通にまわって1時間30分ほどです。

太宰府天満宮へつづく参道にはお土産屋さんが立ち並ぶので、お土産や食事を楽しむことができますよ。

そしてこちらが太宰府天満宮!いわずと知れた学問の神様・菅原道真公を祀った神社ですね!

境内には約6,000本の白梅・紅梅があり、日本有数のの名所となっていますね。

そして大宰府で外せないグルメが「梅ヶ枝餅」!

これは、大宰府に左遷させられ軟禁状態にあった菅原道真公に、近くに住んでいた老婆が差し入れたお餅が起源といわれています。

太宰府天満宮の参道の土産物屋さんの多くで売っているので、ぜひ食べてみてください!

また、サイクリングでお腹が空いていると思いますので、そんな時にちょうど良いのが、明治時代に太宰府天満宮の参道である「宰府(さいふ)」で提供されていた「さいふうどん」。

その幻の味を復刻させたのが「木村製麺所」のさいふうどんです。ぜひこちらも堪能して、大宰府の歴史に浸ってくださいね!
>>木村製麺所|食べログ

いかがでしたか?新元号「令和」にあやかって、太宰府でのサイクリング旅行をぜひ楽しんでみてくださいね。

※自転車はルール・マナーを守って正しく利用をしましょう。

関連ページ

福岡県のサイクリング情報|TABIRIN

(執筆:t.k)

  • Facebook
    Twitter
  • 編集部おすすめ
    ランキング
    カテゴリー