旅×自転車 記事

【岩手県】日本刀源流の地と世界遺産を満喫!レンタサイクルで巡る一ノ関・平泉

一ノ関駅

たびりん編集部 審神者の(い)です。
お盆に大倶利伽羅・乱藤四郎を観に仙台市へ行ったので、折角東北に来たのなら!と ちょっと足を延ばして一ノ関・平泉を巡ってきました!

仙台市ではDATE BIKEで移動しましたが、行ったところがコぶたさんの記事と被っていたので割愛!
マンホールカードを頂きに行ったりしたんですが、配布開始前日だったんです_(:3 」∠)_

【コぶたさんの記事はこちら】
仙台コミュニティサイクル「DATE BIKE」でサイクリング!

ルート(予定)

Cycle Route 5682586 – via Bikemap.net Open Route in Bikemap App

予定のルートは平泉駅近くからシェアサイクルを借りて
一関市博物館→厳美渓→西光寺達谷窟→毛越寺→中尊寺→平泉駅近くのポートに返却して、距離にして約20kmのサイクリングを計画していました。

東北自転車旅でレンタル

朝8:20頃、一ノ関駅近くのホテルサンルート一ノ関さんへ自転車を借りに。
ウッカリ事前にWEB登録しておくのを忘れていたので、窓口(ホテルのフロント)で申し込むことに。

東北自転車旅

1日レンタルで申し込み、バッテリーも交換して頂き念のため「平泉のポートに返却する予定なんですが大丈夫ですよね?」と確認したところ、返却可能なのは此方のホテルのみとこと。
てっきりドコモのバイクシェアだからシェアサイクルと思いきや、一ノ関では他ポートに返却が出来ないとのことでした。

Oh・・・初っ端から計画倒れ。何たる・・・無様な・・・。
いやいや なんぶざ言ってる場合じゃない!と、急遽1日レンタルから3時間レンタルに変更していただき、予定を
一ノ関博物館・厳美渓 → ホテルへ返却 → 一ノ関から平泉へ電車で移動 → 平泉めぐりに。
元々この日は帰省の関係で、一ノ関から15時台の新幹線に乗らなければならないちょっとタイトなスケジュール。しかも一ノ関⇔平泉間の列車が1時間に1本ということで、計画練り直してさらにタイトスケジュールになりました。

兎にも角にもはよ行かねば!と厳美渓へ向けて出発!

一路 厳美渓方面へ

雲行き怪しい
▲どんどん黒い雲が・・・

地図アプリを頼りに、厳美渓へ向かうも進行方向に黒い雲が広がりあっという間に雨!
背後は凄い晴れてるのに!!と半泣きでデジイチを防水ウェアに包んでバックにイン。(この時ファインダーのアイカップを紛失(涙))
既に路程の半分以上進んでいたので、一か八かでそのまま目的地へ全力疾走。

一関市博物館到着

一関市博物館
▲博物館に到着したら晴れた!

とにかく屋根のある施設に行こう!と一関市博物館へ。9時過ぎ到着。


到着したらめちゃくちゃ晴れたー!
雨と汗でじっとり状態だったので、身体拭いたり荷物ロッカーヘ預けたり・・・ちょっと落ち着いてから展示室へ。

一関の歴史や和算の展示をみつつ、目的の展示エリアへどんどん進みます。

舞草刀
▲太刀 銘 舞草刀

そしていよいよお刀様~!
これが見たかったんですよ日本刀の源流といわれている舞草刀!

舞草刀と刀剣 日本刀は平安時代に完成しました。 ここ一関周辺で作刀を続けた舞草(もくさ)鍛冶は最も古い鍛冶集団のひとつであり、彼らが生み出した舞草刀は日本刀の成立と発展を語るうえで欠かすことができない刀剣です。 また、近世には一関を領していた仙台藩と一関藩の地元の刀工達が活躍し幾多の刀剣を生み出しました。

引用-一関市博物館

太刀 舞草
▲大板目~!!
太刀 舞草 切先
▲切先もよき・・・

刀の知識はド素人のニワカなので諸々割愛しますが、流れる木目のような地肌が好きなので舞草刀はすごく好きなタイプの刀でした。最&高。
他の友安も宝寿も建武 宝寿も脇差の宝寿もステキ・・・好き・・・。
がんばって来てよかった・・・!!
開館したばかりの時間だったので、貸し切り状態だったのを良いことに単眼鏡でじっくり見たり写真撮ったりできました。

展示ケースが観やすく、パネルも分かりやすく素人に優しい展示。

一関市博物館 展示
▲刀造りの行程が分かり易く展示されていました
一関市博物館 展示
▲この斜めのケースが凄く観易かった
一関市博物館 テーマ展入口
▲テーマ展2もすばらしかったです

※写真は許可を頂いて撮影してます。ブログ掲載可も確認済。

すぐ近くの厳美渓へ

厳美渓
▲厳美渓

博物館でひと通り見た後、自転車で5分もかからず行ける厳美渓へ。(10:20頃)
すばらしい渓谷美!がんばって来てよかった!(2回目)
雨の後でしたが通り雨だったからか、水があまり濁っておらず美しかったです。

厳美渓 人だかり
▲休憩スペースだから人だかり?

自転車を停めてから人だかりができている東屋に近づいてみると、皆さん対岸に注目してる?
繋がってるロープの先はお店の2階に繋がっていて、そこからカゴが凄い勢いで飛んできてる・・・!

厳美渓空飛ぶ団子
▲結構な勢いでカゴが降りてくる

これが厳美渓名物の空飛ぶ団子こと「かっこうだんご」!水曜どうでしょうで見たことあるやつ~!と大興奮。
注文してみたかったのですが、結構な人数が並んでいて順番がいつになるのか分からなかったので諦めました・・・。

厳美渓 吊橋
▲御覧場橋

あまり時間もないので、近くの吊橋を見に行ってから急いで一ノ関駅前へ戻り、レンタサイクルを返却しました。
(厳美峡から駅前までは自転車で約30分)

一ノ関から平泉へ

なんとか予定の電車に乗り込み、平泉へ。(11:30頃)
2両編成の列車なのですが、お盆休みの為か乗客が多かったので乗れるかちょっとどきどきしました。

東北本線 車両
▲東北本線 2車両編成
平泉駅
▲シックな平泉駅

平泉駅前でレンタル

平泉で借りたレンタサイクル
▲電動アシストを借りました

平泉到着後、荷物を駅のロッカーに預け、駅となりにある平泉駅レンタサイクル取扱所スワローツアーさんで電動アシスト自転車をレンタル。
受付でオススメルートと各史跡の駐輪場を丁寧に案内して下さいました。
地図のほかに、ペットボトルのお水もサービスで頂きありがたい・・・!

柳之御所遺跡
▲柳之御所遺跡
柳之御所資料館
▲柳之御所資料館
無量光院跡
▲無量光院跡

オススメルートに従い、柳之御所遺跡→柳之御所資料館→無量光院跡をさらっと観光。

義経堂
▲義経堂
義経堂付近からの北上川
▲義経堂付近からの北上川

その後は義経の像が祀られている義経堂へ。
景色が凄く良い印象でした。

義経堂のあとは平泉でのメイン、中尊寺へ。

中尊寺付近の駐輪場
▲中尊寺付近の駐輪場(サイクルラックは無し)

月見坂への入り口前にあるお土産屋さんの隣に駐輪場があるので、そこへ駐輪。
歩いて中尊寺へ向かいます。(12:40頃)

月見坂1
▲月見坂 木陰で涼しい
月見坂2
▲月見坂 思いの外長い・・・
弁慶堂
▲弁慶堂
弁慶堂から見た東北本線
▲弁慶堂あたりから見た東北本線

月見坂は思いの外長く、途中弁慶堂など拝観しつつ大体15分ほど歩いて中尊寺へ到着。

中尊寺
▲中尊寺
金色堂
▲金色堂

さらに奥へ進み中尊寺讃衡蔵、金色堂を拝観し、白山神社まで巡って駐輪場まで戻りました。
金色堂、螺鈿がウットリするほどすばらしかった・・・!来てよかった!(3回目)

毛越寺へ

中尊寺の駐輪場から約10程度で毛越寺に到着。(14:20頃)

毛越寺
▲毛越寺 本堂
築山と開山堂
▲築山と開山堂
毛越寺 浄土庭園
▲浄土庭園

毛越寺から平泉駅まで自転車で5分程度ととっても近いので、時間一杯まで浄土庭園を堪能。
すばらしい庭園でした。何処も彼処も風流。いとみやび・・・。
建物が全て残っていたら、名の通り浄土のような風景だったのかしらと妄想しながら散策。楽しかったので是非また行きたいお寺でした。
来てよかった!(4回目)毛越寺 駐輪場

▲自転車置場は入り口となる山門の手前にありました(サイクルラック無し)

まとめ

一ノ関(約18km)も平泉(約5km)も、キツい坂がないので自転車ビギナーでも苦労せず巡ることができました。(電動アシスト自転車だったのもありますが)

時間が無かったので全て駆け足、一ノ関→平泉と自転車で計画したコース通りに行けず、行ってみたかったお寺に回れなかったので勿体無いことしました。
いつか輪行でリベンジしたいと思います・・・!
モミジの木をよく見かけたので、秋は紅葉がすばらしそうですね。

【今回のサイクリングコースはこちら】

関連ページ・関連リンク

岩手県サイクリング情報

【刀関連レポ】



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