旅×自転車 記事

【青森県】「十和田湖・奥入瀬渓流」サイクリングロードの楽しみ方

※この記事は2018年7月27日に公開されたものを2021年1月に更新したものです。

こんにちは!
TABIRIN (たびりん)編集部です。

以前サイクルモードでもらった「AOMORI CYCLING」のマップに写真が載っていた「奥入瀬(おいらせ)渓流」。

ずっと気になっていたのですが、7月の3連休でついに行くことができました!

今回はその時の様子をお届けします。

奥入瀬渓流とは

奥入瀬渓流は、十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から、焼山までの約14kmにわたる奥入瀬川の渓流です。渓流沿いにはいくつもの滝が点在し、この道は「瀑布街道」とも呼ばれています。

奥入瀬渓流は、十和田湖から唯一流れ出る川で、水位が溜まりすぎた十和田湖から、毎秒2万トンから20万トンの巨大洪水の流れによって他の地域には見られない特殊な地形、U字型(箱型)の谷が削られました。

谷が箱型に出来たおかげで、遊歩道や車道も作ることができ、美しい渓流が間近に見られる渓流となったそうです。だから、渓流のすぐ近くをサイクリングできるめずらしい場所になったのですね。

奥入瀬渓流の旅スタート!

青森県は広い!を踏まえてまずは計画

まず、旅の計画段階で実感したのが、青森県は遠くて広いということ。

2泊3日で行く場合、初日と3日目は遠くへは行けず、そして「奥入瀬渓流」を旅のメインとするなら、下北や西海岸エリアには時間的にどうしても行けません。
そして私は坂が苦手…。

ということで今回は奥入瀬まではレンタカーを使うことにして、宿泊は「浅虫温泉」。自転車は宿泊先に送っておくように計画しました!

旅の計画は以下の記事も参考にしてみてくださいね!

週間予報は「雨」!サイクリングを断念して計画変更

旅の計画も立てられたので、早速準備!

と思っていたのですが、前週土曜日の週間予報は「雨」…。

自転車に乗れないのは悲しいのですが、サイクリングは断念し、雨の日観光へと計画を変更します。

3連休は北海道・青森を除いて猛暑との報道の中、前日(金曜)の予報は「曇り時々雨」に。

サイクリングはできなくても「奥入瀬渓流」へは雨さえ降らなければ行く!と、臨機応変作戦で土曜日の出発を迎えます。

【青森の旅1日目】奥入瀬渓谷へ

いよいよ青森へ出発!
朝の天気予報は「曇り時々晴れ」に変わっていて、新青森に着いたら青空でした!

明日からはずっと「曇り予報」なので、今日のうちにレンタカーで晴天の奥入瀬を目指すことにします。

青森駅から車で山間の道を走ること約1時間半。

奥入瀬渓流の「石ケ戸」へと到着します。ここはに無料駐車場があり、渓流散策の拠点になっているようです。(レンタサイクルもあります)

時間は既に15:00を過ぎているので早速渓流沿いを歩くことに。

「雲井の滝」まで約3kmを渓流沿いに約1時間半の散策。ここからは路線バスで「石ケ戸」へ戻り、クルマで浅虫温泉へと戻ります。

各地で35度を超える猛暑と報道されているなか、木漏れ日とマイナスイオンに満ち溢れた気持ちのいい時間を過ごすことができました。

そして今回、宿泊する宿はサイクリスト応援宿泊プランもある「南部屋 海扇閣」。
こんなディスプレイもあります。

【青森の旅2日目】再び奥入瀬渓谷へ

予報では曇りだったのに、朝から今日も晴天です!
ということで朝は目の前の浅虫海岸を少し散策。

天気も良いし昨日は少ししか歩けなかったので、今日は十和田湖方面6kmを散策すべく、再び奥入瀬渓流へ!

十和田湖畔「子ノ口」にクルマを停め、十和田湖畔は風が強かったので散策せず奥入瀬渓流へと向かいます。

渓流沿いの遊歩道は様々な景色を見せてくれますし、沢山の滝もあるので見所は満載。


風も穏やかだったのでのんびり3時間ほどかけて6kmの遊歩道を散策。

途中ロードバイクに乗った人や、レンタサイクルで楽しむ人も多く見かけます。昨日の終点となった雲井の滝から、路線バスで十和田湖畔の子ノ口へと戻りました。

「酸ケ湯温泉」の千人風呂で一休み</h4

帰り道に「酸ケ湯(すかゆ)温泉」の千人風呂に立ち寄りました。

江戸時代前期の1684年(貞享元年)の開湯と伝えられていて、古くから湯治場として訪れる人が多い温泉です。

千人風呂は脱衣所は男女別ですが中は混浴。女性には湯浴み(ゆあみ)という温泉の中で着てもいい女性用の服も販売されていますし、お湯は乳白色なので安心です。

【青森の旅3日目】八戸

2日目の帰りに青森駅でレンタカーを返却し、青い森鉄道で浅虫温泉に戻ることにしました。八戸へ行き、半日八戸観光をして新幹線で東京へ。

▲青い森鉄道
▲たくさんのウミネコが生息している「蕪島神社」
▲週末は一般公開されている「鮫角灯台」

青森「奥入瀬渓流」をさらに楽しむための交通手段4つ

今回初めての青森。雨予報のためサイクリングを断念し、歩く「奥入瀬渓流」を楽しむ旅となったことで、私なりに感じた「奥入瀬渓流の楽しみ方」をご報告します。

おいしい空気と上り坂を楽しむならスポーツバイク

スポーツバイクで約14kmの渓流沿いを走れるここはとても気持ちが良さそうです。ただ渓流沿いに続く未舗装(遊歩道)を歩くのはクリートでは厳しいと思います。
どこに泊まるかにもよりますが、十和田湖に向かう道はほとんど上りなので、「坂と渓流と湖畔」を楽しめる上級者なら、スポーツバイクで訪れる価値は十分にあると思います。(個人的には遊歩道でのんびり渓流散策もしてほしいですが)

渓流散策をじっくり楽しむなら徒歩とシャトルバス

奥入瀬渓流にはシャトルバスの運行もあります。
※2020年の実施は無かったようなので、最新情報を確認してください。

奥入瀬渓流の入口の「焼山駐車場」から十和田湖の「十和田神社前」まで11ヶ所もの停留所があり、フリーパスで1000円というお手軽さです。定額で乗り降り自由なので、徒歩で渓流散策を楽しんで疲れたらシャトルバス、という使い方ができますね。

行きは上り坂なのでバス、帰りは徒歩というのもいいかもしれません。奥入瀬渓流をゆったりと楽しみたい方はぜひチェックしてください。

スポーツバイクと渓流散策の両方を楽しむ

スポーツバイクでの「サイクリング」と「渓流散策」。魅力的などちらも楽しむなら、まず自転車はレンタカーに乗せて駐車場のある「石ケ戸」まで行きます。バス停のある場所まで歩いて渓流散策を楽します。そして路線バスで戻り、その後は自転車で疾走するのはとても贅沢だと思います。靴はスニーカー着用(または持参)が必須です。

身軽に楽しむなら乗り捨てできるレンタサイクル

輪行はハードルが高いという方は、レンタサイクルを利用してみてはいかがでしょうか。貸出所は奥入瀬渓流入口の「奥入瀬渓流館」、「石ヶ戸休憩所」、渓流と十和田湖の合流地点「JRバス子ノ口」の3ヶ所にあり、借りた場所でなくても返却できるのがうれしいポイントです。電動アシスト付き自転車もありますので、上り坂でも安心ですね。
詳しい情報は公式サイトから確認してください。

▼「レンタサイクルのご案内」PDFファイル▼

「十和田湖・奥入瀬渓流」サイクリングロードまとめ

夏の暑い季節に、涼しい青森は最高です。たった1枚の写真で行きたくなった「奥入瀬渓流」は、その期待をはるかに超える素晴らしさでした。

雨予報でサイクリングは断念したことで、のんびり渓流散策を楽しめました。
スポーツ自転車で渓流沿いを疾走するのも気持ち良いと思いますが、のんびり渓流散策する時間もぜひ過ごしていただきたいです。

そして、夏の青森と言えば「雲丹」!も楽しんでください。

青森県のサイクリング情報

クルマを使わず、静かな渓流を感じよう!「奥入瀬せせらぎ体感プロジェクト」

都会の渓流「等々力渓谷」の記事はこちら。
都心の桜サイクリングスポット「桜坂~等々力渓谷~多摩川」をレポート

執筆:YASU

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