仙台コミュニティサイクル「DATE BIKE」のお得な使い方を考えてみた!
宮城県仙台市でレンタサイクルをするなら、ドコモ・バイクシェアが運営している「DATE BIKE」がおすすめです!
全ての自転車が電動アシスト自転車(一部折りたたみ自転車)で、ポート間で乗り捨てができる便利なレンタサイクルです。
乗り捨てできるレンタサイクルと言っても乗り捨てしたい場所にポートがないことが多々ありますが、DATE BIKEは中心部の至るところにあり、その数なんと50ポート以上!(2018.6.17現在)
※DATE BIKEホームページより
通勤・通学等での利用はもちろんのこと、瑞鳳殿や仙台市博物館等の観光地の近くにもポートがあるので、観光にも便利です。
料金は、以下となっていますが、通勤・通学や観光等の使用目的に合わせて選択できるように柔軟に料金が設定されており、とても使いやすくなっています!
これとは別に法人向けプランもあるようです。

(※1)ICカード(540円)が不要の場合は、DATEBIKEサービスステーションにてご購入時に、窓口へお申し付けください。または無人販売機をご利用ください。
(※2)DATEBIKEサービスステーションへICカード(Felica対応)をお持ちいただいたお客様はICカード料金は発生しません。
(※3)ご返却までの開錠キーは決済いただいた交通系ICカードとなります。ご利用料金のお支払いについては販売機にかざしていただいた時のみです。開錠の際に自転車にかざしても課金はされません。
(※4)学生パスでのご利用は学生証の提示が必要です。
※DATE BIKEホームページより
▼お洒落な専用ICカード
専用ICカード
使用方法は、色々あるため詳しくは公式ページを見てもらえればと思いますが、スマートフォンがあれば取り合えず借りられます!
1回会員、1日パス 観光で利用する場合はどちらがお得?
観光でDATE BIKEを利用する場合にどちらがお得か考えてみました!
以下の条件で検証してみます。
①半日利用の場合
②1日利用の場合
③長距離(中心部以外の遠方への)利用の場合
①半日利用の場合
午前や午後だけ利用する場合、つまり4~5時間利用する場合について考えます。
1回会員の場合の料金発生項目は以下となります。
・1回利用料(最初の60分):103円/回 ※ポートから借りる度に発生する費用
・延長料金:103円/30分毎 ※ポートに返却せずに60分以上利用した場合に発生する費用
上記を踏まえると、ポートに一回も返却せずに5時間利用した場合は、
料金=103円(最初の1時間)+103円(延長料金)×8(4時間÷30分)=927円
となり、1日パスの専用ICカードを購入しない場合の1,029円よりも安くなります!
実際のところはポートに止めて観光したりするため、さらに安くなる可能性があることから、
半日利用の場合は1回会員がお得です!
②1日利用の場合
1日中利用する場合、つまり9~10時間利用する場合について考えます。
1回会員の場合は、半日利用の場合と同様にポートに一回も返却せずに10時間利用した場合は、
料金=103円(最初の1時間)+103円(延長料金)×18(9時間÷30分)=1,957円
となり、1日パスの専用ICカードを購入しない場合の1,029円よりも倍近く高くなります!
なので、ポートに一回も返却しない場合は、1日パスがお得ですが、
実際の1日の観光を考えると、食事や観光施設の見学等で自転車を利用しない時間帯がでてきます。
冒頭でも書いている通り、ポート数がかなり多いので、食事や観光施設の見学等の自転車を利用しない時間帯は、ポートに返却できている可能性が高いです。
そうなると、返却している時間帯は延長料金が発生しないため、料金が抑えられます!
そこで、以下の条件を設定した場合の料金を計算してみます。
・食事:1時間
・休憩(カフェ1時間)
・観光施設の見学:1時間
※上記の時間帯はポートに返却しており、料金が発生しないものとします
上記を踏まえると自転車利用時間は7時間(10時間-3時間)で、最初の60分が4時間(開始時+食事・休憩等の後×3)、延長料金が掛かる時間は3時間となり、
料金=103円(最初の1時間)×4時間+103円(延長料金)×6(3時間÷30分)=1,030円
となり、1日パスの専用ICカードを購入しない場合の1,029円と同程度となります!
※ただし、食事や休憩等は1回1時間程度で連続で取らずに、食事や休憩等の後の自転車利用は1時間以上走行する場合
要するに、最初の60分を有効につかうことができる場合は、1日利用でも1回会員がお得になります!
上記の1回会員、1日パスのお得になる境界を式で表すと以下となり、A,Bを設定した場合に0より大きくなれば、1回会員がお得で、
0未満となれば、1日パスがお得と言えます。
309×A-206×B+1,132
A:休憩時間
B:1日の総時間(自転車利用時間+休憩時間)
※ただし、食事や休憩等は1回1時間程度で連続で取らずに、食事や休憩等の後の自転車利用は1時間以上走行する場合
この式を使うと、例えば1日の総時間Bが9時間で休憩時間Aが3時間の場合は、
309×3-206×9+1,132=205>0 より、1回会員が205円お得となります!
ここで言いたいことは、1日利用の場合でも必ずしも1日パスがお得とは限らないということです!
上記の計算式は、条件があるため実際利用してみたら条件通りに利用できないこともありますので、
あくまでも目安として使っていただき、楽しんで利用していただきたいと思います!
③長距離(中心部以外の遠方への)利用の場合
日本三景の松島等、中心部を離れて利用する場合について考えます。
休憩等でポートに返却することができないため、
5.5時間以上利用する場合は1日パスがお得と言えます。
結論は…
上記を参考に、観光でどのように利用するか想定して、どちらがお得か考えていただければと思います!
今回、お得な利用方法について書かせていただきましたが、とりあえずドコモさんのシェアサイクルは便利でした!
ドコモさんに限らず、レンタサイクル事業に参入する企業が増えてきていますので、
色々な観光地でシェアサイクルが使えるようになっていけば有難いと思います!
次回は、実際に利用して観光してみた体験談を書きます!こうご期待を。
体験談はコチラ
DATE BIKEの情報はコチラ
<執筆:コぶた>